海外旅行 in France ~3日目 前半~
いよいよ折り返し地点を過ぎました!3日目前半です。
前回はこちら
shussy8.hatenablog.com
お品書き
朝の民宿
起床
というわけで起床すると、みんながリビングに集まって片付け等をしていました。KKとSYはやはり早く起きて、昨日とは違うところのパン屋さんに行っていたみたいです。というわけで残り組もパンを買いに行くことにしました。
パン屋へパンを買いに
意気揚々と外に出たのですが、そこは冬のフランス、結構な寒さが見に染みます。私たちはあまり時間も残されてなかったので昨日と同じパン屋さんに行くことにしました。朝のフランスってやっぱり人が少ないなぁとこの時も思ったような気がします。
パン屋に到着し、昨日と同じようにパンを注文します。私は昨日KKが食べていたこの店のエクレアがどうしても食べたくてデザートとして一緒に注文しました。
帰宅、そして黒焦げ
パンを買って帰宅したところで、AHがある提案をし始めました。昨日のパンの残りもあるし、ちょっとそこのオーブンで暖めないかといったのです。みんなこの時は良いんじゃないと言っていました。まさかあんなことになるとは思わずに…
とりあえず私含め暖めたいパンを皿に乗せ、オープンへとぶちこみました。この民宿に備え付けられていたオーブンはとりあえず温度を指定しておけばその温度にしてくれるというタイプのもので、タイマー機能は付いていませんでした。なのでとりあえずつまみを回し中に食べる予定であったパンを放り込みました。そして誰も見ずに適当に放置しておきました。
私は今日行く予定のお城への道のりを確認したりしていたのですが、すると何やら焦げ臭いにおいが…。みんなが思い出したころにはすでに遅く、オーブンの中な黒い煙で満たされていました。
隙間から漏れていた黒い煙に危険を感じた私たちはとりあえずオーブンを一気に開けてみました。するとオーブンの中にたまっていた煙は部屋中に広がり、視界が黒い煙で覆われました。そして天井からジリジリと大きな音が…そう、火災報知機が鳴り始めたのです。
とりあえず煙は良いとして火災報知機を止めないと、外から人が来たりしたらそれこそめんどくさい大変なことになります。そこに居たみんながやべぇ!と思うなか1人冷静なやつが…
AHはとりあえず何か押したら止まるんじゃね?とか良いながらジャンプして火災報知器についてあったボタンを押しました。すると本当に火災報知器はその音を止めてしまいました。マジかよお前…
そんな部屋の中に残ったのはほのかな煙と黒い色のパン、そしてどうしようと佇む日本人でした。
まあ、後から人が来るかもとか、色々心配はありましたがこれから私たちには行くところがあったのでとりあえず黒くなったパンの黒くなっていない部分を食べ、それぞれが支度をしていました。ちなみにパンの味は言うまでもなく焦げた炭水化物の味がしました…
私は別にエクレアを買っていたのでそれも食べました。そこのエクレアは普通の店で買ったつもりだったのですが、ふわふわで味かしっかりついているパンにほどよい甘さのクリームとチョコソースがかかっており、今まで食べたなかで一番と言って良いぐらい美味しいスイーツでした!思い出すだけでよだれが出そうなぐらいです。
エクレアを堪能した後は、私も準備をして、みんなで外へ出ました。
ヴェルサイユ宮殿
電車でGo
今回はUberで行くと時間はかかるし結構なお値段になってしまうので地下鉄で現地まで行くことにしました。
チケット売場でいつもの如く黄色いチケットを買い、広い構内を迷いながらもなんとか地下鉄に乗ることができました。ちなみにパリの地下鉄は一度チケットを買うと、2時間乗り放題のチケット
(t+ ticketsというらしいです)のため、遠出する際にはこちらを使うといいと思います。
地下鉄に乗る際には、駅のホームで待たないといけないのですが、さすが治安が悪いのか何なのかホームの見える向こう側にはホームレスやたむろしている若い人がいました。
こんな朝早くにというのと、駅のホームにホームレスがいるというのが私的には少し衝撃でした。
地下鉄で揺られている途中に、一本電車を待たないといけなかったのですがその時に長い動く歩道を歩いたり、香ばしいにおいが漂うパン屋さんに行ってパンを購入したりとパリの地下鉄の雰囲気を楽しんでいました。ヴェルサイユ宮殿への最寄りはヴェルサイユ・シャンティエ駅(Versailles-Chantiers)という名前の駅で、そこに行くまでに電車を乗り継いだのですが、ヴェルサイユ宮殿に近づくにつれ段々周りに緑が増えてきてとても自然豊かな風景が所々に広がっている場所でした。
ヴェルサイユ・シャンティエ駅(Versailles-Chantiers)
駅に着くと、それなりに多くの乗客が降りて、私たちも同じように降りてついていくことにしました。駅内部はきれいに整備されていてそこそこの大きさの駅でした。駅を出た直後に我々を出迎えた周りの風景は花畑が所々にある整えられた広い庭園の中央に、レンガで作ったような古風の家が建っている、そんな風景が道なりに続いていました。そのまま道なりに進んでいくと、遠くの方に黄金に輝く建物が見えてきました。整備された地面を超え横断歩道を渡るとその姿は徐々に大きくなってきていました。そしていよいよかの有名なヴェルサイユ宮殿へと足を踏み入れるのでした。
ヴェルサイユ宮殿
入場ゲート
入場ゲートと思わしき正面にはそれなりの行列ができていて、これを待たなければいけないのかぁと思っていましたが、実は前回も来ているKK曰くチケット売り場は別の建物にあるらしく、私たちは正面玄関から右にそれてそのまま横にある建物に入っていきました。建物の中はそれなりの列ができていて、チケットを買う間しばらく待っていたのですが、周りを見渡しても古風のレンガでできた建物が外に見え、私たちのいる建物は石膏のような白い石でできていました。チケット売り場にまで石像が建っているのは、もうここまでくると驚くというよりいつものことのように思えてきますが、ここにある石像はより細かく造形が掘られていたように思います。
チケットを無事に購入した後、私たちは荷物検査を受け、無事に内部に入ることができました。
内部に入ると私たちは庭の探検なども含めて3時間後にここに集合するように約束し、各自で探検に出かけました。
宮殿内部
さて、ここから宮殿内部の探検が始まりました。まず最初に私たちを出迎えたのは広間の奥にたたずむ光が照らされた石像で、すでにこの時点でどこかのゲームに出てくるようなダンジョンを彷彿とさせます。私はTTと一緒に行動し、それ以外の4人が別でまとまって行動するという形になったのですが、何せ集合時間まで3時間しかなくしかもとても回り切れるような大きさではないので、とにかく急ぎ足でどんどん奥の方に進んでいきました。
ちなみにこの時には宮殿の地図も手に入れて、その大きさから絶対3時間で回り切れないだろと思っていたので、とりあえず宮殿の中をめぐって余った時間で庭園を進むことにしました。
最初の方には、ヴェルサイユ宮殿の設立された歴史や当時の背景などを動画で説明していたり、ヴェルサイユ宮殿やその周囲をミニチュア化したものなど、ヴェルサイユ宮殿を説明するためのものが展示されていました。まあ歴史よりも美術品の方をじっくり見たかったのでここ辺りは軽く流していました。
その後、奥の方に進んでいくと当時の絵画や美術品などが多数置いてある部屋につきました。ヴェルサイユ宮殿の展示はおそらく数が多すぎるのでしょうか、結構な部屋の中に絵画や銅像などが多数飾られており、宮殿というより本当に美術館のようでした。しかし単純な美術館というわけでは無く、ヴェルサイユ宮殿が建てられた当時の厳かな雰囲気がそのまま残っているかのようなそんな空気でした。所々にある彫像や当時に備え付けられていた家具などから、ヴェルサイユ宮殿が建てられた当初の豪華さや権力の持ち方が計り知れるかのようなそんな空間でした。また、ヴェルサイユ宮殿が当時から権威を持っていてそれがそのまま残っているところとして、天井にまで細かく絵が描かれていて豪華絢爛だなぁと思います。それぞれの部屋に名前がついており、専用の部屋だったのかそれとも識別のために名前を付けてあるのかはわかりませんが、それぞれの部屋は子供が遊べそうなぐらい十分な広さがあり、領土の広さ自体もこの時点でうかがえます。中には社会の教科書で見たことがあるかのような絵も飾られており、なんか見たことあるような無いようなみたいなことを思っていました。
あまりにも写真も多すぎるので今回はお気に入りのショットを抜粋してご紹介します。
これは大広間の風景を2階から撮影したものです。奥に光り輝いているシャンデリアがとても美しく本当に何か式が行われそうなところです。中に入れなかったのは残念ですが、上から撮影するだけでもとても神聖な雰囲気が漂っていることがうかがえました。入って中央から写真撮影したかったなぁ。
天井一面に広がっている絵です。これは確かヘラクレスの間の天井に描かれていた絵です。各大広間や部屋の中にこのような絵が描かれており、歴史的なことやその絵の意味するところよりもどうやってこの絵を描いたんだろうという思いの方が先に出てきます。
おそらく当時住んでいた人によって使われたベッドです。こんなカーテンがかかっているようなベッドを見たのは初めてなのですが、ここで寝転がったらきもちいいんだろうなぁと思います。ただシャンデリアはちょっとまぶしいかも…?
これはとある部屋の壁にあった彫像です。なんというかこのような豪華な彫像を部屋に建てるのは何というかお金が余っていたのかそれとも権力の象徴だったのか。おそらく後者でしょうが。でも部屋の一部にこんな細かい彫像を掘れるということは結構な経済力があったり、とにかく至る所を豪華絢爛にしようとしていたということがうかがえます。
これは鏡の間で取った写真です。鏡の間という名の通り、通路の壁や扉が鏡でできており、とてもきらびやかな通路となっていました。
天井からも豪華なシャンデリアがぶら下がっており、通路にいるだけで当時の貴族の気分が味わえるかもしれません。
ここは銅像がいくつもある通路で撮った写真です。左右に偉人の銅像がいくつも飾ってあり、なんというか本当にゲームに出てきそうな場所でした。
一体一体が丁寧に彫られており、昼間見る分にはとてもゲームに出てきそうという感じでテンションが上がるのですが、夜にここの通路を通ると動き出しそうで怖いなぁと思います。
ゲームでしか見たこと無いような風景がこんな実際に見れるのはこのヴェルサイユ宮殿ならではと思います。
宮殿外部
中を探検し終わって、残りの時間で宮殿外部の庭園を散歩することにしました。庭園は宮殿内部よりもはるかに広く、絶対に回り切れないと思ったので中間地点程でおりかえすことにしました。
宮殿を抜けるとそこには丁寧に手入れされた生垣が広がっていました。
宮殿内部からもちらほら見えていたのですが目の前に立つと思ったより大きく、ここだけでも子供ころなら追いかけっことか色々ワクワクする探検ができたのではと思います。
宮殿から離れてさらに進んでいき、振り返ると後ろには今まで居た宮殿が大きく写っていました。宮殿自体もとても大きかったんだなぁと思います。
そして正面には超広大な庭が広がっているのでした。これ一つの庭なんですよ。向こうに見えるアルファベットのFを回転させたような形の泉?も含め全部庭なんですよ。
どれだけ広いんだよと。向こうまでは行きたくないなぁと思います。一日かけても回り切れるかどうかというぐらいです。
というわけでとりあえず庭の向こう側をめがけて進んでいくことにしました。
ここからも撮影した写真からダイジェストでお送りします。
途中には泉があったりしたのですが、そこに白鳥がいて一緒に行動していたTTが威嚇されていたりして面白かったです。
歩いている途中で所々わき道にそれたりしていったのですが、それぞれのエリアに構造や建造物に特徴があり本当にゲームの世界でダンジョンを探検しているようでした。
途中にはこんな感じの噴水があったり、燭台があったりして、絶対ここゲームだったらセーブポイントだろとかそんな話で盛り上がりながら歩みを進めていました。
更に道を進んでいくと、奥に鉄格子で閉じられた闘技場のようなところもあり、ここポケモンバトルするところでしょとかも話し合っていました。
ポケモンバトルじゃなくてもなんか絶対ボスバトル的なことが発生するところじゃんとか思っていました。
とか思っていたらこんな広い草原が広がっていたりと、本当にどれだけ土地有り余っているんだろうとか思っていました。ただ天気の良い日にここで寝転がったら
気持ちいいんだろうなぁと思います。
という形で探検を終え、お土産を買いに行きました。
ここで買ったのは石鹸で包みをはがす前からとてもいいにおいがする石鹸が置いてあり、アロマとしても利用できそうとか思っていました。
そして、無事にみんなと合流しヴェルサイユ宮殿を後にするのでした。
思ったよりというか広すぎてもう一つ建物があったそうなのですがとてもそちらまで回り切ることができず、また次に行ったときには
ぜひとももう一度来たいなぁと思いました。
ルーブル美術館入口まで
ヴェルサイユ宮殿の探検を終え、一度パリ市内まで電車で戻ろうとしていたところで午後1時半程になっており、一度ルーブル美術館に行こうという話をしていました。
そんな話をしている電車の途中で事件が起こるのですが…
電車に乗り換えをしている途中に、急に駆け込み乗車的に2人の白人が電車の中に入ってきました。
するとそのうちの一人がAHのポーチに上着を掛けるようにし、周囲の視界から入らないようにしていて、もう一人がそれを見張るようにしていました。
私は、なんかヤバそうだなと思っていました。そして次の駅に着いた時にその二人はそそくさと逃げるように電車を降りました。
そしてAHのポーチはチャックが開いていて、なんと中から財布が見えていたのです。確実に盗もうとしていたのです。
こんなに堂々と盗もうとするんだなと、みんなであれはヤバかったということを話し合っていました。いやこういうことが普通に行われるぐらい治安が悪いんだなぁと思います。
当の本人であるAHは本当に怖がっていて、ただ何もできなかったと言っていました。結果的に本当に何も盗まれなくてよかったなぁと思います。
こんな事件もありながら、ルーブル近くの駅にたどり着きました。
一番近くの駅からルーブルに行くまでの間にもさまざまな彫像や建物があり、歩けば歩くほど魅力が詰まっている街だなと思ます。
そして一度ルーブル美術館の入口までたどり着きました。入口から荘厳なつくりをしていて、色々な垂れ幕が垂れ下がっていました。
ここまで来たはいいのですが、ルーブル美術館の中を見学する時間が無く、次の日に回すことになりました。そして昼ご飯をルーブル周辺で食べることにしました。
お昼ご飯はいつものごとく適当にルーブル周辺で選びました。
お昼ご飯
お昼ご飯に入ったレストランは白いテーブルクロスがかけられており、おしゃれな雰囲気を醸し出していました。
個々の店員さんもとてもやさしく、メニューの説明をしてくれたりしていました。フランスはいい人と悪い人の差が激しいなぁと思います。
とりあえず食前のワインを頼み、それとともに前菜が届きました。ワインは私はよくわからないのでみんなに合わせてボトルを頼みテイスティングはTTが行ったと思います。
前菜はハムのオリーブオイルサラダを頼みました。オリーブオイルとハムの塩気がとてもマッチしていて、チーズの濃厚なコクがまろやかさを与えてくれます。
そのあとにワインを飲むと味わいがすっきりとリセットされるようでとても美味しかったです。
そしてメインディッシュがきました。
このお店のメインディッシュはパスタが人気らしく、私もパスタを選びました。シーフードのトマトパスタを選んだのですが、
日本で食べるものとはまた格別にトマトの甘みとシーフードがマッチしていて、麺もとても良い感じで美味しかったです。そしてワインがまた合う。
どうしてフランスで食べる飯はこんなに美味しいのか。
そんなこんなで我々は食事を満喫し、お会計をすることになりました。今回は誰が払おうかという話をしていたところ、ノリの良い店員さんから
ボスがおごってやれよといい私の肩をたたいたのでそのノリで私が一度会計をすることにしました。こういうときだけ面白いフランスの人たち。コロナが流行りかけと
言いながらそれでも外国の人に仲良くしてくださるのでとても気がいい人たちなんだろうなぁと思いました。もしかするとビジネスでやっているだけなのかもしれませんが。
そしてお会計を終わらせて、店を出ました。
今回訪れた店はこちら
※履歴が残っていなくて、店の写真しかありません。わかる方教えていただけるとありがたいです。
次回
美術館を諦め次に向かったのは、荘厳な音楽が奏でられる大教会だった。
そこで私たちは眠りの歌を聞いてしまう。果たして無事に家に帰りつけるのか!?
次回「大教会とバスジャック」
お楽しみに!
次回の記事はこちら
shussy8.hatenablog.com
海外旅行 in France ~2日目 後半~
ここまで来てやっと半分!2日目後半です。
前回はこちら
shussy8.hatenablog.com
お品書き
モンマントルの街巡り
私たちは店を出て、とりあえずモンマントルの街へと繰り出しました。
とりあえず坂や階段を上って広場があるところへ行きました。
モンマントル丘の上
階段を上り終えた時に時に全面に広がっていたのは、ショッピング街と芸術家たちが絵をかいてその場で売っているフリーマーケットのような広場でした。
絵を描いている人たちはみんな油絵のようなものを描いていて、単純なデザインや人の絵のデッサンなど、様々なものを書いていて、まさに芸術の街という感じでした。
私の想像していたパリはこんな感じだなぁと思っていた場所がちょうどそこにあったのでとてもテンションが上がったように思えます。
広場での買い物
とりあえず広場を通り過ぎるとそこは結構な人が行きかうショッピング街となっていました。
パリでしか買えないようなチョコレートやワインの販売など、パリの物産展を集合させたような作りになっていて、色々な店に入りました。
確か私はそこでチョコレートをお土産に買ったように思います。試食もさせてくれるようなところだったのですが、パリのチョコレートは日本のようにただただ甘いだけではなくてほんのりとした絶妙な甘さに仕上がっている感じがしました。とても美味しかったです。
そんな感じでショッピングをしていると、毎回恒例トイレ問題が出てきました。先ほどワインを飲んでいるということもあり、数名がトイレに行きたくなってきたのですがここは外国、貸してくれるトイレなんてあるはずがありません。
というわけで時間も次の予定がありましたし、一度広いところに戻って帰宅することにしました。
一度帰宅
一度帰宅して私たちは買い物したものを整理し、次の場所へ行く準備をしていました。
次の場所はドレスコードが大切だという話だったので、それぞれ思い思いのしっかりとしたファッションをしていくことになりました。
まあ私はこのために歩きやすいタイプの革靴を履いていっていたのですが、それにTシャツとスーツで行くことにしていました。
そして時間になったので次の場所に行くことにしました。
クレイジーホース
日も傾いて辺りも暗くなってきたころ、我々はしっかりとドレスコードをしてあるところを訪れていました。
その場所はクレイジーホース、俗にいう「キャバレー」というやつですね。なぜキャバレーに行くことになったからというとキャバレーもパリでは重要な芸術の一つだからせっかくなので見たいという話が上がったからということにしておきます。
今回訪れた場所はこちら
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店の前
店の前につくとそこにはいろいろな色のネオンが光り輝く如何にもなお店が立っていました。
私たちが付いたのは開場より少し早めだったので店の前で待つことにしましたが、周りに集まっている人はそこまでしっかりとしたドレスコードはしていないものの結構なかっこいい格好をしていて、私たちが色々な意味でちょっと浮いている気もしました。あとは本当にお金持ちの道楽的なところがあるのだなと周りの人たちの服装を見て思ったりもしました。
店内
個人的にはこういうお店には入ったことがないので少し緊張していましたが、レッドカーペットが敷かれている扉をくぐると広めの空間が広がっていました。
中は薄暗くて如何にもという雰囲気が漂っていました。周りにいる人たち共にしばらく待っているといよいよさらに奥に入ることになりました。
途中で荷物や上着を預けるところがあったりと、本当にただのショーを見に行くような感覚で実際の会場まで案内されたのですが、途中途中に雰囲気を醸し出すようなものがあったりと空間自体がなんというかある種の狂気すら感じるような空間でした。
ショー開始まで
我々が座席に案内されたのですが、結構な広さの真っ赤なソファーに案内されました。ソファーの座り心地もふかふかでとてもよく、ショーを見るのには最適でした。
空間自体はほのかに暗い空間に正面のステージの様々な色で彩られたモニターの明かりがとても目立つという感じでした。またしばらく談笑していると前に大きなガラスでできた氷バケツに入れられたシャンパーニュが運ばれてきました。
ショーを見ながらのシャンパンを飲めるという今考えてもとても贅沢な経験だなと思います。
またシャンパーニュを飲みながらみんなで写真撮影をしていると、フロントの人が一席ずつ写真を撮っていて、私たちの席でも写真を撮ってくれました。その後記念にどうですかと営業をかけてきたので流石だなと思いました。
ショーが始まる前に一度トイレに行ったのですが、トイレの形状も独特な形をしていたので個人的には面白かったです。
そんないろいろなことがあったのち、いよいよショーが開始するブザーが鳴り響き、ステージの幕が開くのでした。
ショー開始
ショーが始まると一番最初は前座の男の人がマジックとお笑いを足した感じのことをやっていました。格好は清掃員で、ステージの清掃をしている途中に幕が開いちゃったという設定だったと思います。
マジックだけ見てもとてもすごかったのですがその笑いを取るときの絶妙な間とかが面白くて、まだショーが始まっていないのに会場は盛り上がっていました。みんなの拍手などの盛り上がりは実はここが一番大きかったのではとすら思います。
そして前座の人がステージの裏に戻ると、いよいよショーが始まりました。
ショーでは、女性の人たちが色々な感じでショーをしていたのですが、本当に私が驚いたのはすごく芸術作品として仕上がっているというところでした。
それぞれステージに立っている人がきれいなシンクロをしていたり、一人一人が美しい肉体といい雰囲気の音楽にのって洗練された動きをしていて、芸術としてしか見れなくなっていました。
私は始まる前はどんなショーなのだろうとか、どんな芸?というか演技をするのだろうとか思っていたのですが、実際に見てみると芸術作品としてとても面白かったです。
始まってみるとショーが終わるのも一瞬だったような気もして、とても濃厚な時間でした。
ショー後
盛大な拍手が起こった後ショーが閉幕し、その後はショップがオープンしたり退場の案内が出たりと、本当に終わったんだぁという感慨にふけっていました。
私たちもショップを覗いてみたりして店から出ました。そして家に帰るのでした。
家に帰る途中の話し合いの中で、本当に芸術だったねという話と、KKは以前にも来たことがあるそうですが、その時は白人しかいなかったが、今回は黒人なども半々だったのでやっぱりこういうところにも国際色が出てきているんだぁという感想を言っていました。
帰宅
帰宅すると、とりあえず夜ご飯を食べようということで近所のスーパーに行って夜ご飯を購入しました。そしてみんなそれぞれ片付けやお風呂に入る準備をしていました。
昨日水しか出ないという事件もあったので、お風呂に入るときはできるだけ節水してくれとお願いをして、私はちょっと外のパリも散歩してみたい感じでした。
私たちが民宿を借りていたサンドニ通りはそこそこ治安が悪いと前調べで分かっていて、ちょっと怖かったのですが、色々な店もあるので行ってみたいねと思い周りのメンバーも行ってみたいという声が上がったので私とTT、AH、SKの4人で夜のサンドニ通りに出かけることにしました。
夜のサンドニ通り
夜のサンドニ通りですが、辺りは暗く、何やら危ないことが起きそうな雰囲気でした。
とりあえず民宿の周りをウロチョロしていましたが、夜のパリはよく見てみると人通りも少なく、やっぱり少し治安悪いのかなと思いました。人が少なくなるとやはり道行く人も怪しく見えてきます。
私たちは裏通りに入って、昼間には入れないような怪しい店に入ってみました。店内にはいかがわしいグッズなどが置いてあり、なんというかこういう店もやっぱりあるんだなぁとおもいました。まあ夜にならないとこういったところには入れないので体験としては面白かったのですが。しかしここは外国、怪しい人がたくさんいます。私は通路を通ってきているときから後ろから何やらつけてきている人がいることに気づいていました。
私たちが入った店と同じ店に入ってきたので、怪しさがさらに上がったのでとりあえずある程度見終わったら店を出ようと話をしました。
この時の後ろの人が偶然だったのかそれとも本当に危ない人だったのかはわかりませんが、まあ自分の身を守るのに越したことはないと思います。普通に偶然だったらごめんなさい。
店を出て、夜の街の散歩を続行しましたが、夜の暗いパリの裏通りをのんびり散歩して、色々な店があるなぁとかこんなところに面白そうな店があるとか色々話しながら歩みを勧めました。
最後には大通りに出たのでそのまま民宿に戻りました。
再び帰宅、就寝
家に帰宅すると、すでにKKとSYがシャワーを浴び終わっていて、のんびりとワイン片手に夜ご飯を食べていました。
なので取り合えず私もワインや夜ご飯のサンドイッチをいただいたり、昨日とは違ってしっかりとお湯がでるシャワーを浴びたりしました。
そしてみんなでもう半分終わったのかぁという話をしながら謎のデザートを食べ、次の日は朝が結構早いのでそのまま就寝しました。
次回
フランスへの旅も折り返し地点を過ぎ、物語は佳境へと向かう。
我々が次に訪れたのはとても巨大なお城だった。
次回「ヴェルサイユと焦げたパン」
お楽しみに!
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海外旅行 in France ~2日目 前半~
旅はまだまだ始まったばかり、2日目前半です。
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朝の民宿
起床
朝起きてリビングの方に行くと、そこでは朝ごはんをのんびり食べているKKとSYの姿がありました。テーブルには焼きたてと思わしきパンが並べられていて、いい匂いがしていました。どうやら徒歩で行けるところのパン屋さんに朝ごはんを買いに行ってたらしく、私たちも買いに行くことにしました。
パン屋へ
朝のフランスの町に繰り出した私たちですが、朝のフランスは昼間とは打ってかわって2月と言うこともあり済んでひんやりとした空気が体をシャキッとさせるような感覚でした。人通りも多くなく、フランスの町並みが朝日に照らされてきれいに映っています。
徒歩で行ける距離にはパン屋は2つほどあり、先ほどKK、SY組が行った方と同じパン屋さんに行くことにしました。
歩道を歩いてすぐの正面の方にその店はありました。フランスは朝から店を開けているところは少なく、静かな町並みとなっていますが、パン屋だけは例外です。朝から仕込みをして焼いたパンが店頭に並べられていました。色々な種類があり迷いましたが、私はハムが挟まったベーグルとショコラを買いました。
そして家へと帰りました。
帰宅、食事、準備
帰宅をしてまずは朝ごはんです。焼きたてのベーグルを口一杯に頬張ると、ベーグルのしっかり焼き上げた食感とハムの塩気がマッチしてとても美味しいパンでした。日本で食べるものと違ってパン単体でも普通に食べれそうだなと思いました。
ショコラはさくさくの生地にしっかりとチョコが入っていて甘すぎずでふんわりとした味でした。
そしてデザート用に昨日スーパーで購入していたプリンも食べました。まろやかな口触りにほんのりとした甘さで、日本のそれとはまた違った美味しさでした。
その横では、牛乳と思わしき液体をワイングラスに注いでいるTTの姿が。彼も朝ごはん用に牛乳を買っていたようです。しかしその液体を一口含むと苦い顔をしました。そして一言。「生クリームだこれ…」彼が昨日スーパーで外側から見たパッケージで牛乳だと思って購入したものは1.2Lの生クリームだったのです。
逆にどんな味がするのだろうと思い一口飲ませてもらったのですが、なんというか味が無いチーズを飲んでいるみたいな感じでした。さすがに生クリームは飲めなかったよ…と思っていたらTTは、ワイングラスに注がれていた生クリームを飲み干しました。すげえなおい。その挑戦心と摂取カロリーに拍手です。
と、こんな感じで朝ごはんを終え、準備が出来たようだったので本日の観光場所の1つであるカタコンブに向かいました。
カタコンブ(カタコンベ)
カタコンブはパリの南の方にある観光地で地元の人からも人気の場所です。どういう場所かと端的に言うと、人骨でできた墓地です。
いつものごとくUberで行ったのですが、車の中から見ると緑が生い茂る公園のような場所に降り立ちました。
10時オープンだったので9時45分ぐらいに到着したのですが、そのときは既に長蛇の列が受け付けに出来ていました。しかし我々は事前予約していたので、その長蛇の列に並ぶこと無く優先的にカタコンブの内部に入ることができました。
ただ、看板もすべて英語で書いてあったのでどこから並ぶのかは初めの方は全く分からず、右往左往していたのですが。入口にはカタコンベという字とかわいらしいどくろのアイコンが刻まれていました。
入口に入ると、検問所のようなものがあり、危ないものを持ち込んでいないか身体検査を受けました。その時に我々が日本人だとパスポートを見て気づいたらしく、とても陽気に「Japonais(フランス語で日本人の意)」と出迎えてくれました。
無事皆で検問を通り、音声ガイドを受け取り、長い階段を下るといよいよ地下世界への突入です。
地下に降り立つと最初にパネルが数枚飾ってありました。そこには、カタコンブという場所がどういう場所なのか、そしてどうしてこのような観光地になったのかという歴史的な話が書かれていました。まあフランス語がほとんどだったのであんまり意味は分からなかったのですが。
一応歴史的な話をしておくと、昔から地下通路があってそこら中につながっていて迷子になるぐらい入り組んでいたのですが、崩落事件が起きてからそこに死体を投げ入れるようになったそうです。その後新進気鋭のクリエイターが骸骨でアートを作り出して、そのまま観光地になったそうです。
パネルの通路を抜けた洞窟を進むと、トンネルのどの地点かを書いたパネルや柵のようなものもあり、なかなかに良い雰囲気を漂わせています。
洞窟をしばらく進むとまたしても広場に出てきました。そこでは、現在はカタコンブはどういった場所になっているかという記事や、当時の形を描いた石板、トンネルの地層の話が書いてありました。天井には赤いペンキで矢印が書いてあったりと当時のそのままをできるだけ残しているんだなと思いながら先に進みました。先にはここカタコンブに置いてある人骨の一部が飾られていました。実際の人間の骨を見るのは初めてかもしれないと思いながら見ていましたが、意外と指の骨が細いなと思ったり、逆に太ももの骨って結構太いんだなと思いながら観察していました。
そしていよいよ骸骨の迷路へ足を踏み入れました。
最初から我々を出迎えたのは、頭蓋骨でできた道でした。右も左も頭蓋骨と骨が積み重なっていて我々を出迎えています。暗い雰囲気と地下のひんやりとした冷気が辺りを包み、怖いというよりここまでいっぱいあると逆にアートな気がしてきます。写真で見ると一部しか写っていないのでちょっと怖いかもしれませんが、現地に行くと人骨しかないので逆にきれいと思えるぐらいの感覚すら覚えます。
しばらくその通路を進むと壁には頭蓋骨でできたハートマークが現れました。もうここまでくると全く怖くないですね。なに遊んどるねん。流石フランスの新進気鋭の若いクリエイターだな。
通路には所々に鉄柵があったのですがそれはこのカタコンブが入り組んでいて迷子になってそのまま死んでしまい一生出れなくなった奴がいるかららしいです。途中にはその亡くなった方のお墓もありました。その名前は永遠に骸骨の墓の一部として刻まれるのでしょう。
途中には突然井戸があったり、きれいに並べられた骸骨の道がひたすら続いていたり、頭蓋骨アートがあったりと地下世界にいる間は時間を忘れて歩いていました。こんな長い通路を作れるとはいったい何人の骨を使っているのだろう…
そんなことを思っていたら広いところに出ました。そこには頭蓋骨と大腿骨でできた樽の形をしたものが組まれてありました。最後の最後に結構な迫力でした。
さて、地底探検を終え階段を上り、地上に上がるとそこには冬のきれいな空とパリの街並みが広がっていました。
そこで一度カタコンブのお土産を買った後、みんなと合流し、カタコンブを後にするのでした。
今回訪れたカタコンブの場所はこちら
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サクレクール寺院周辺
カタコンブを出発した私たちはサクレクール寺院と呼ばれるパリの北側、モンマルトル地方にある寺院に到着していました。
目的のサクレクール寺院をバックに目の前に広がっていたのは標高が少し高いモンマルトルの丘の上にから見下ろす、パリの広大な街でした。その風景はパリの街を一望できて、当日の天気もとても良かったのできれいで絵になりそうな風景になっていました。
そしてその後ろには丘の上に立つサクレクール寺院の姿がありました。ドーム状の屋根が特徴的ですね。
私たちはしばらく広場からパリの風景を眺めたり、記念撮影をしたりしていました。こんなところでもお土産を売っている商売上手な人も居ましたが、そんな人は全く気にせず観光をしていました。
観光を終え、いよいよサクレクール寺院の中へと足を踏み入れました。ちなみに入場料はかかりません。ただで参拝できます。
サクレクール寺院
サクレクール寺院の中に入るとそこには巨大な空間が広がっていました。中には一応順路と、中央に礼拝用の椅子が数百人座れるぐらい並べられていてなんというか聖なる空間という感じでした(語彙の不足を感じます。)
とりあえず順路通りに進みますがまず目の前に現れたのは巨大なステンドグラスでした。こんなに大きなステンドグラスを見たのは初めてなのですが向こう側から透けてくる日光の光が入射してきてとても
美しい作品となっていました。ここだけでも見る価値はあると思います。
順路通りに進んでいると、次に現れたのは火がともっていない燭台でした。ゲーム的に考えるとここに火をつけたらなんか通路出てくるだろとか話していたと思います。裏に書いてある刻印も細かに書かれていてその神秘性を醸し出している感じです。まあ何と書いてあるかはわからないのですが。
まだまだ巨大な寺院の探検は続きます。中央のところにつくと上には巨大なホール上の空間と、正面には巨大な彫像が飾られていました。なんかとても心が洗われるようで、適当に祈りでもささげてみようかと思うぐらいです。そのなんというか聖なる空間は今後も人々の祈りを受け止め続けるのでしょう。ちなみに何を祈ったのかは全く覚えていません。世界平和でも祈っていたのではないでしょうか?
他にも、火をくべる小さな燭台がたくさん並べられていたり、絵が飾られていたりとこれでもかというぐらい空間自体の価値を上げようとしているという感じでした。私もこの空間に圧倒されているような感じすらしていました。
燭台には自分たちでも火をくべられるようだったので、とりあえずくべておきました。また空間の中には聖書や本などを売っている店もあり、ちゃっかりしているなぁと思いました。
他にも色々な銅像やステンドグラスなどが所狭しと並べられていたので、とりあえずよく取れている写真だけ貼っておきます。
この聖なる空間に圧倒されつつ、心が洗われたような感じがした我々はそのまま寺院を後にするのでした。こういう場所を作っておくと信仰とか宗教とかそういったものが栄えていくのもうなづけます。
サクレクール寺院広場
広場に降り立った後、私たちは近くにあったホットワインの出店に行きました。前々からホットワインを飲みたいねとみんなで言っていたので、ちょうどいいところにあったということと、この外のパリの風景を見ながらお酒を飲みたいということも重なってみんなで飲むことにしました。ホットワインというのは普通のワインをあっためたということだけでなく、中にスパイスやフルーツなどを入れたものです。
今回飲んだものも、中にはしっかりレモンが入っていました。一口含むとワインの香りが湯気とともに口に広がり、舌にはスパイスのピリピリとした触感が広がる普通のワインとは違ったおいしさでした。そしてこの寒い気候ということもあり、とても身に染みる美味しさです。
そんなことを考えてパリの風景を見ながら飲んでいるとあることを思い出しました。そういえばパリって飲み歩き禁止じゃんということを…。(パリは貴重な文化財の保護の目的で飲み歩きが法律的に禁止になっています。)
まあそんなことを注意する人も居ないので適当に飲んで、いい雰囲気の中サクレクール寺院の広場を後にしました。
ロープウェイ
サクレクール寺院は丘の上にあるので、私たちはその丘から降りるため近くにあったロープウェイを使うことにしました。
ロープウェイは売り場が近くにありそこまで徒歩で歩いて移動しました。途中に昨日もエッフェル塔のふもとで見たローブ姿の女性たちがいました。この後まさかあんなことになるとも知らずに我々はその集団を横切りました。
ロープウェイ売り場では、数人が並んでいてチケットを券売機で購入して乗車するタイプでした。なので私たちもチケットを購入することにしました。
やはり治安が悪いのか、今回の券売機もクレジットカードで決済するタイプでした。私たちは慣れない英語を読み解きながら、何とか支払い画面までたどり着くことができたのですが、その時には後ろに魔の手が迫っていたのでした。
支払いもまとめてやろうとしていたので、支払い担当のTTが財布を開いてクレジットカードを差し込み、暗証番号を入力し終えたその時でした。大量のローブ姿の女性たちがこちらめがけて突っ込んできたのです。
私は突然何が起こったのか訳も分からず集団の外に放り出されました。最後に見たのはTTの財布に直接手を突っ込むのとそれに群がるローブ姿の女性たち。
5秒ぐらいたったのちに、やっと何が起こったのかを理解して、TTが言っていた券売機に差し込んだチケットとクレジットカードを取ってくれと集団の中で言いました。
私はとりあえず券売機の方に行きましたが、そこにはすでにTTのクレジットカードを手にしたローブ姿の女性が…。しかし女性は何ということかしれっとはいどうぞと言わんばかりにカードとチケットを返してくれました。
そしてその集団ももう取れないと思ったのかそのまま去っていきました。
実際にこの件について後からみんなで話し合ったのですが、おそらくクレジットカードは直接現金にならないからということで返してくれたのではないかということになりました。幸いにも直接財布に手を突っ込まれたTTも盗られたものはなかったようで、本当に何もなくて良かったと思います。
ロープウェイは大体3分ぐらいで下に到着するぐらい短かったですが、それでもパリの広大な風景を見ながらゆっくりとロープウェイで下っていくのはなんだか特別感があってまた良かったです。
下についた後は我々はそのまま食事をしに行きました。
Le Progres
今回も適当に角に合ったレストランを選びました。
入店すると人も結構いて、賑わっていました。外にあるパネルにメニューが飾ってあるのがおしゃれですね。
6名も座れる席が空いているのかなと思っていましたが、何とか座ることはできました。我々は窓際の席に案内されました。窓の外からパリの風景が見れるいい席です。
レストランに来たらとりあえずいつものワイン選択タイムですね。私はワインのことについては何もわからないので、今回もTTに良さそうなものをお願いしました。
この店ではワインとともに料理も一緒に頼むらしく、前菜とメインディッシュを頼むことになりました。
とりあえず前菜としては、私は書いてあるFrogという単語をみて、それを選択しました。一度食べてみたかったということと、まあ旅先での冒険心が重なってこの決断となりました。
メインディッシュはラムの煮物を選びました。まあこちらに外れはないでしょう。
一番最初に来たのは、食前酒のワインでした。頼んだのは白ワインで毎度のごとくと言わんばかりに試し飲みの時間があります。
まあフランスのワインはどれを飲んでもおいしいのでOKというのですが。そしてみんなのグラスにそれぞれワインが注がれました。少し酸味があり濃い味の料理と会いそうなワインだったと覚えています。
ワインを楽しんでいると、いよいよテーブルに到着したのが、蛙の脚の揚げ物です。来る前は結構びくびくしていたのですが、目の前に届いてみると普通にから揚げというか揚げ物としておいしそうなにおいがしていました。
一口食べてみると、うわさに聞いていた通り本当に鶏肉をさらにたんぱくにしたような味でサクサクと口に入れることができる味でした。おいしかったです。
ちなみに他の人のスープグラタンやフォアグラペーストのパンも分けてもらったのですが、この時に食べたフォアグラがめちゃくちゃおいしくて、初めて食べたのですがこんなに美味しいのか…と思いました。
そしてメインディッシュが到着しました。メインディッシュではジャガイモとラムの煮物が到着しました。味がジャガイモにもしっかりとついていて、ラム肉から出るジューシーな味わいの油も相まってとても美味しかったです。
他の人もイカ墨パスタ等思い思いのものを食べていました。この店では特に外れはなく、すべての料理がとても美味しかったです。
私たちは本場のフランス料理を味わい、とりあえず借りられるうちにということでトイレにそれぞれが行くことになりました。そろそろ時間もあるから最後にトイレに行ったSKがトイレから帰ってきたら店を出ようかという話をしていてしばらく談笑をしていたのですが、一向に帰ってこないのです。私たちはトイレの中で倒れているのではないかと徐々に心配し始めました。しかし20分ぐらいしたら普通に帰ってきました。
店を出て詳しく聞いてみると、どうやらトイレが詰まったらしくそこですっぽんを使ってトイレのつまりを解消していたみたいです。そんな事件があったのか…と笑いながら私たちは次の目的地のモンマントルへと進むのでした。
今回食事させていただいたのはこちら
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次回
満腹になった我々を待ち受けていたのはまさかのハニートラップだった!
そして外国恒例。トイレ問題も勃発。まだまだ旅は終わらない
次回「絵描きの街とキャバレーの芸術」
お楽しみに!!!
続きはこちら
shussy8.hatenablog.com
海外旅行 in France ~1日目 後半~
さあ1日目の後半です
前半はこちら
shussy8.hatenablog.com
お品書き
セーヌ川周辺
前回紹介した店を出た後、引き続き街を探索しながらエッフェル塔を目指していました。
パリ周辺の観光地は頑張ったら歩ける範囲に色々あるのがいいですね。
しばらく歩くと川のほとりに出てきました。これがパリでもっとも有名な市内中に流れているセーヌ川です。
思ったより大きくて、それこそ日本にある普通の川よりも大きいとかそれぐらいです。このほとりをマラソンとかしたら楽しいんだろうなぁとか思いながらエッフェル塔へ行く道の途中には謎の美術館のようなものや、公園に飾られている彫像などもあり、至る所に芸術作品があるなぁとわいわいしながらみんなで進んでいました。
そしてしばらく歩くとエッフェル塔が曇り空の向こうに見えてきました。
エッフェル塔
トロデカロ庭園、広場
とりあえずトロデカロ庭園につきました。庭園は広くてそれなりに人が多く人々が歩いていました。
いったん私たちは庭園から広場に向けて歩いていました。その道には数多くの露天商や子供連れの家族などがいて、
一見して平和な広場でしたが、色々話しながら聞いてみるとまあ治安が悪いんだなぁと思いました。まず露天商は普通の店で売っているようなものを少々値段を上げて売っていたり、そもそも場所を持たずに自分の腕に商品をぶら下げて売っていたりと結構な荒れ具合でした。確実に観光客を狙っているという感じでしたね。私は何も買いませんでしたが。
その他にも3つのカップの一つに当たりを入れてその後カップを色々いじった後当たりを当てることができたら掛け金が2倍になって返ってくるというゲームをしているところもあって、結構な観客がいました。見ていると20ユーロとか賭けているお客さんもいて、人気なんだなぁと思ったりしましたが、
これも実は全部サクラで観光客にチャレンジさせてお金を召し取るということだとKKに説明されて、ああそういうことなんだあと思いました。やっぱり治安悪いね。
坂を上り終わると、広場に出ました。バックにはトロデカロ駅がある結構な広さの広場だったのですが、
階段がいい感じでエッフェル塔を眺める段差になっており、みんな座って眺めていたり、談笑したりしていました。
広場では楽器の演奏など、様々な催しものをしていました。
私たちもエッフェル塔をバックにその広場から写真を撮ったりしていました。
イエナ橋。
広場でエッフェル塔の全体図を見た後、早速そのふもとへ行くことにしました。
広場から坂を下って、イエナ橋を渡ってふもとへ行っていましたが、その橋にも彫像が飾ってあったりと本当にどこを見ても像ばっかりだなぁ。芸術もここまで多いとなんかなぁとか思っていたり
あとは下に流れているセーヌ川がとても大きくて、船とかでこの上を渡るとまた違った視点でパリが見れて面白そうだとかそんなことを考えながら橋を渡りました。
エッフェル塔ふもと
さてやっとエッフェル塔のふもとにやってきました。
結構な人数がいて色々な国の人が集まっている感じでした。流石観光名所。
ふもとから見上げるその圧倒的な大きさの鉄塔の迫力を感じながら、とりあえずぐるっと一周しつつどこからか登れるのだろうと探していました。
探していると結構な長蛇の列があってそこからエレベーター的なもので登るんだろうなということはわかりましたが結局人が多すぎて登るのを諦めました。
そしてそんな中でも我々に忍び寄る怪しい影が…
フランスには結構な数の乞食的なムーブをする人がいて、エッフェル塔のふもとではいかにもな黒いローブを着用してアンケートを取っていました。
このアンケートは大体が名前を書いてくれとか署名してくれとかそういうものなのですが、かかわるとろくなことが無いと思っています。
まあこういうのは無視するのに限るのですが、私たちは観光客というのもあり絶好のカモだったと思ったのでしょう。めちゃくちゃしつこく
話しかけてきて、それこそ付いてきてずっと話しかけてくるような感じでした。
ひたすら無視をしていたのですが、私の前に立ちはだかったやつをよけて行こうとすると、無理やりペンを握らせようと手にペンを近づけてきて
これはかかわったらダメな奴だと思い避けたところで、あちらもイラついていたのか手の甲を芯が出ているペンで刺してきました。
まあそこまで痛くはなかったのですが、さすがにちょっとやりすぎでは?とこちらもイライラしながら結局最後まで無視しました。ああいうのは
一度話してしまうと終わりなので徹底的に無視しましょう。
ちなみに他にも被害を食らっていたのはSKで、ポーチに入れていたペンが高級品のように見えたらしくひたすら欲しいと話しかけられていたそうです。
結局めんどくさくてSKがペンを渡すと笑顔で手を振って去っていったのですが、まあ本当にお金を取られなくてよかったねという感じです。
この時点でアメリカより直接的に治安が悪いなとおもいました。結局エッフェル塔はふもとから写真を撮影したぐらいで、危なかったのでそのまま立ち去ってしまいました。
雨が降っていたらしくちょっと地面もぬかるんでいたので、まあさっさと逃げて正解だったかなと思います。
地下鉄
その後しばらくパリの街をゆっくり歩いていました。パリは一般的な道でも色々な建造物や彫像などがありその中にはよくわからないインドにあるような建物や壁に変な模様が掘ってあったり、謎のキャロルと書いた紙が落ちていたりと、暇にならないぐらいアートが集合していました。
歩いてそのままシテ島に行くのも悪くはなかったのですが、今後の事も考えて一旦地下鉄に試しに乗ってみることにしました。
パリの地下鉄はそれぞれ記号と色によって分けられていて、とてもわかりやすく路線図が決められているのですがそもそも入口を見つけるのは結構難しかった記憶があります。 川のほとりをしばらく歩いてようやく駅への入り口を見つけましたチケットは外側に買う所があって、回転式のゲートを使って中に入っていくという形式だったのですが、チケットの認識精度が異常に悪く、チケットを使えていたかどうか結局わからなかったです。まあ駅員がいないのでこれだとそのまま乗ってしまっても誰にもばれないなぁとか思いながら地下鉄の駅に入りました。
駅のホームに降り立ってみると、思ったよりホームが広いなぁと思いました。人はそんなにいなかったのですが、暗くてちょっと湿っぽい感じがして如何にもな雰囲気をしていました。こんなところで襲われたらどうしようもないだろうなぁと思いながら電車を待っていました。
電車が向こうから来たのですが、日本のものとは違って大きいなぁと思っていました。それもそのはず、2階建てで多くの人が乗れるようになっていました。
銀色のボディという日本ではあんまり見ない色でしたが、乗り心地は悪くなく座って長距離を移動するなら悪くはないなと思いました。まあ夜中には乗りたくないですが。
シテ島
電車を降りて地上に出ると、目の前にはシテ島とノートルダム大聖堂が見えました。
パリの観光名所の一つであるノートルダム大聖堂はセーヌ川に囲まれた島の中に位置していてその周辺には露天商や様々な店が並ぶ感じになっていました。露天商ではフランスっぽく絵やベレー帽等が売っており、日本とはまた違った雰囲気を醸し出していました。
川の下を見てなんか地下道への入口があるとか、ゲームなら絶対ダンジョンへの入口じゃんとか言いながらシテ島へと足を踏み入れました。
ノートルダム大聖堂
ノートルダム大聖堂は、我々が行ったときには数年前に起きた火事の影響で修理中でした。その影響で内部には入れず、外から眺めるだけでした。
しかしこの修理中のノートルダム大聖堂は今しか見れないので逆にレアなのではとか思いながら観光していました。
外側からは、大聖堂が修理中ということでクレーンが取り囲み、その周辺は工事用のフェンスで囲まれていました。
その工事用フェンスにはノートルダム大聖堂が火事を起こしてから復旧までの歴史、ノートルダム大聖堂自身の歴史なども飾ってあって、これも今しか見れないということもありじっくりと読みながら歩いていきました。
ノートルダム大聖堂は外側だけ見て、私たちはそのまま歩いて帰宅することにしました。
帰宅への道のり
シテ島から民宿までは、散歩や観光がてら歩いて帰ることにしました。歩いて帰る途中にあったイベントや面白かったものなどを書いていきます。
トイレ
しばらく歩いていたので用を足したくなってきたのですが、ここは外国、アメリカの時にも学んだのですが公衆トイレなんてあるわけがありません。
しかしフランスには公衆トイレがありました。町の中に突然現れる真っ白いポッド状のオブジェクトがあったのですが、それがトイレでした。
やはり公衆トイレは数が少ないのか、結構な人が列を作っていたのですが、ほかのみんなが観光している間にトイレの列に並んでいました。
しかし回転率が非常に悪く、一人30秒ぐらいで出てきたと思ったらその後5分ほど外で待たされてというのをくりかえしていました。一人6分ぐらいかかっていました。
その理由は入ってみるとわかりました。中がとてもきれいで、メッセージには毎回掃除していますと書いていました。下が金網状になっているのを見ると
おそらく水を流してトイレ全体を流しているのではと思いました。それは毎回トイレ全体掃除していたら遅いわ。
パリ市庁舎
シテ島から北に向かって歩いていると突如として広場の奥に巨大な建造物が見えてきました。時計とかのデザインがかっこいい古風な建物で、中を探検してみたいなとか思いました。
後から調べて知ったのですが、ここがパリ市の庁舎らしく、いいところで働いてるなと思いました。そんな中でメリーゴーランドが広場に置いてありました。なぜ?
すごく古風なメリーゴーランドだったのですが、やはりあると乗ってしまいたくなるのが旅行のノリ。AHとSKが乗ることになりました。
その時にちょっとびっくりさせようと乗っている間に他の4人で隠れたり(結局すぐばれちゃったのですが)、なぜかチケットを買った後にAHがチケットを見せろと言われていたり(なんだかんだでうやむやにできたらしいですが)と、思い出作りにはちょうど良かった感じがあります。
街歩き
街を歩いているといろいろなアートやオブジェクトなどがあり、それなりに芸術なんだろうなというのはわかるのですが
よくわからないものも結構ありました。あれって何だろうねとか話しながら色々遊んだりしていたのですが、結局よくわからないものが多かったように思えます。
まあ芸術というのは価値がある人にしかわからないということなんですかね?
帽子屋さん
歩いていく途中でいろいろな店が立ち並んでいたので、適当に中に入ってみてみたりしていました。
何か服や身に着けるものを買いたくてみんなで帽子屋に行きました。帽子屋ではフランスっぽいベレー帽や大人っぽい帽子など
色々な種類があり、見ていると店主と思わしき人がこの帽子が似合っているんじゃないかとかぶせてくれたりしました。
結局その店主にのせられてみんなが帽子を買っていました。
スーパー
海外に来たら一度は訪れたいスーパーですが、今回ももちろん初日に行きました。
やはり海外のスーパーは日本のものとは打って変わって面白いものがたくさん売っていますね。フランスではワインの品ぞろえがめちゃくちゃ豊富で、おつまみも日本のものでは見られない珍味的なものがたくさん売られていました。
とりあえず必要な水と、宅飲み用のワイン、おつまみを買いました。あとは民宿に無くお土産にもなりそうなシャンプーとかも籠に入れました。
私は個人的な興味でフォアグラを買いました。こんな高級食材がスーパーで安値で買えるのは流石現地ならではという感じです。
そしてお会計を済ませて、外に出ると何やら店内で怪しい動きをしている奴がいたとSYから話がありました。なんでも目の前で堂々と商品をカバンに入れて店を出て行った奴がいるとのことでした。
やっぱり治安悪すぎでは…。まあ今回の場合は変なことしてやぶへびしない方が良かったので関与しないのがいい判断だったとは言えるのですが、それでも犯罪ですからね。
悪いことをする奴はすぐに逮捕される日本の治安に感謝ですね。
いったん帰宅、夜道へ
そんなこんなで一度帰宅しました。みんな旅の荷物を整理して部屋の中を再び念入りに探索し、そして
次に晩御飯を食べに行きました。晩御飯の場所は歩いて10分ほどだったので、夜のパリの街を歩いていくことにしました。
パリの街は昼間の明るさとは打って変わって、夜は街灯が怪しく光って周囲の道を照らす如何にも何かありそうという町になっていました。
まあそんなことも気にせずどんどんと街を進んでいきました。途中にあるサンドニ門がライトアップされていて、昼間見たものとはまた違った芸術作品のようにも見えました。
レストラン
レストランに到着すると、そこでは結構な列ができていました。KK曰く前回も来たお勧めの店だそうです。
その列に並ぶと、人数を聞かれて6人と答えると、なぜか先の方に優先的に案内されて他のお客さんより早く入れました。結局あれはなんでだったんだろう?ちょうど席が空いたからかな?
店内は2階建てで、すべてのテーブルに人が座っていてウエイターさんがせわしなく歩き回っている、そんなとても繁盛しているように見えました。
私たちは2Fの席に着くと、まず調子のよいウエイターのお兄さんがメニューとワインをどうするか聞いてきました。毎回思うけどいきなりだな。
そこで私たちは前回KKが頼んで美味しかったという一押しのサングリアと、適当にワインを注文しました。するとウエイターさんは頼んだメニューをテーブルクロスに書き始めました。
この頼んだメニューをその場でクロスに書いて去っていくのめちゃくちゃおしゃれじゃないですか?
頼んだ後、店の中を見ていると至る所からいいにおいがしてきて早く来ないかなぁと楽しみに待ちながらみんなで今日起こったことや明日の予定について談笑していました。
するとウエイターさんが大きなガラスのピッチャーに入ったをサングリアを持ってきました。
ピッチャーの中にはレモンなどのフルーツが入っていて、見た目からおいしそうだったのですが、飲んでみるとあっさりとしたのどごしにほのかなフルーツの甘みと酸味が詰まっていて美味しかったです。
これはサングリア飲むためだけに店に来るのもあり得るわと思いました。
その後みんなで話し合ってみんなで被らないように食事を頼むようにしました。こういう外国の料理のガチャは値段とかすかに読める英語だけで決めるしかなくてドキドキですね。
まあKK曰くフランスのレストランで外れはあんまりないとのことだったので、とりあえず各々が思うおいしそうなものを頼みました。
この時に値段が高ければおいしいだろうと思っていたのか高いメニューを選んでいたのがAH、この選択が後ほど悲劇を生むとは誰も思っていなかったのです。
まず最初に来たのは前菜として頼んでいたムール貝。中をくりぬいて食べると味噌の苦みと肉厚な味が口いっぱいに広がり、ワインともとても会う美味しい味になっていました。
前菜で満足したところにいよいよ本番のメニューが届くのでした。
私が頼んだのはシュークルート(さっき調べました)と呼ばれるものらしく、頼んだ時にほのかな酸味がしていました。もうすでに嫌な予感が…
一口食べてみるとなんか腐ったキャベツを食べているような、そんな雰囲気がして個人的には嫌いな味でした(怒)。いくらフランスと言えどこんなもの食えるかと、それぐらいの勢いでした。付け合わせのじゃがいもやウインナーはジューシーで美味しかったのですが、メインのキャベツが頑張らないと食べられなさそうだったのでどうしようと思っていました。
そんな中で苦しんでいたやつがもう1人…先ほど一番高いメニューを注文した、AHでした。奴は高いもの=美味しいものという認識だったので、高い値段がついてある、calc headsという単語が入ってる品を注文しました。そして私は知っていました。ヨーロッパの地域では子牛の脳が高級食材であることを…
さて、AHの前に到着したのは、それはそれは大きな白い塊でした。そうです。予想通り、子牛の脳でした。
とりあえずその塊を口に運んだ時の彼の一言は「不味い」でした。そしてみんなで回しつつ興味本意で一口ずつ食べていきました。私も食べたのですが、油の塊を食べているような感じでした。ただ私は思いました。キャベツより食べれると。
そしてAHと交渉を行い、お互いにまだ食べれそうだからという理由で料理を交換することにしました。
で、私は交換したものを食べ始めたのですが、まあ本当に油の塊をずっと食べているという感覚で、高級料理とはとても思えないなとか思いながら食べていました。酸っぱいキャベツよりはましだけど。
他の人は美味しそうな料理食べてていいなぁとか、フォアグラをちょっと分けてもらったのですがめちゃくちゃ美味しいじゃんとか思いながら油の塊を口に運びました。結局味が濃すぎたので、酸っぱいキャベツとかとあわせてなんとか完食をしたものの、もう食べなくて良いかなという気持ちでした。
メインを食べ終わったら、次はデザートです。私はとりあえずなにもわからないので適当な奴を選びました。次こそ当たりが来ますようにと。一方AHはというと、懲りずにまた一番高い奴を頼んでいました。何も学んでいないじゃないか。
そして私の前に届いたのは、普通のバニラがほんのり香るアイスでした。勝ったわこれは。さて、高いものを頼んだAHはというと、クリームが乗った美味しそうなシュークリームのようなものが届いていました。めっちゃ美味しそうじゃないか!これにはAHもにっこりです。そして一口食べ始めて、美味しそうに大当たりじゃんと喜んでいました。みんなもそれぞれ一口ずつ食べたのですが、ここでSKが衝撃の一言を言いました「AH、それ俺のと間違えてない?」え?
そうです、実際に何が書いてあったのか良くわからないし、高いものを注文していて適当に受け取っていたということがあり、AHは自分が頼んだものを把握していなかったのです。
何よりSKが頼んだものは、「chocolate」という単語が入っていたため、念のため一口食べて自分が頼んだものはこれではないということに気が付いたそうです。
自分の頼んだ正しいデザートを受け取ったAHとSKは、それぞれ自分のものを食べ始めました。そしてAHの目の前にあるのはアルコール入りのアイス。私も一口食べさせてもらったのですがなんというか下がしびれるような味がしました。それを食べているときのAHの表情がまあ面白かったです。
そうして、最後においしいサングリアを飲んで我々はレストランを後にしました。
ちなみに今回行ったレストランはこちら。混むので早めの時間帯に行くことをお勧めします。
goo.gl
夜の凱旋門へ
その後、我々はまだまだ観光したい組と、疲れたから家に帰りたい組に分かれました。私はSY、SK、TTとともに夜の凱旋門を登りたいという希望があり観光組として夜の凱旋門に行きました。
KK、AHは今日は疲れたとのことでそのまま民宿に帰宅したそうです。
私たちは再び凱旋門近くに降り立ちました。
人通りもそこまで多くなく、少し怖いイメージでしたが怖がっていては観光はできないのでとりあえず地下のチケット売り場に行きました。
入場時間は20時まででしたが、19時30分という結構ぎりぎりに入場することになりました。そして再び地上に出て、受付をやめて片づけようとしていた受付の人にチケットを見せて入場しました。
そして私たちを待ち受けていたのは、上が見えないほどの螺旋階段。察しはついていたのですが、凱旋門を上る方法は徒歩で螺旋階段を歩いていくことでした。
今までの観光で結構歩いていましたが、疲れよりもテンションの方が勝っていてとりあえず螺旋階段を駆け上がりました。そして大広間につきました。おそらく門の柱と柱の間の部分です。
ここでは謎のオブジェや、真下にある遺跡を真上から見ることができました。赤い炎が上から見て揺らめいていました。
さて、最後の階段を上るといよいよ凱旋門の頂上です。そこから見る景色は、とても美しいものでした。凱旋門を中心として8方向に道路が伸びているという構造上、どの方向を見ても光の道ができているようでした。
夜のパリの街を上から一望できるのはこの時間帯に上るしかなく、光もキラキラときらめいていて美しかったです。エッフェル塔から出ている光がまたパリ感を漂わせていました。
とりあえず凱旋門の上からあらゆる方向のパリを楽しんだ後、再び広間へ降り立ちました。そこで記念ショップのようなものがあったので入ろうとしました。ここでもまだ閉店時間まで30分ほどあるのにすでに店を閉めようとしていて、もう閉めるのかと聞くと10分だけ待ってやるとのことで店の中に入ることができました。ここでしか買えないような記念品もあるため、入店するのをお勧めしておきます。
最後に待ち受けているのは上った後と言えば降りることです。下りの階段が我々を待ち受けていました。と言ってもそこまで疲れもなくそのまま階段を下って凱旋門の外へ出ました。後ろを振り返ると先ほどまであそこの上に上っていたのかと思うぐらい巨大な門がそこにはありました。
無事に観光もできたので、帰りのUberを呼んで待っていました。そこに前からやってきたのは機関銃を持った軍人のような恰好をした人でした。少しこの時は背筋がシャキッとしたような感覚でした。まあただの見回りだったようですが。
夜に機関銃を持って見回りをする警官がいるということで、この町の治安の悪さがうかがえますね。
Uberが到着し、我々は無事に民宿へたどり着くことができました。
そして民宿へ
帰宅したのはおそらく21時ぐらいだったと思います。そのころにはAHとKKはすでに風呂に入ってワインの瓶も少し開けていたようで寝る準備万端でした。早いよ。
我々は帰宅して今日のお土産の片づけと明日の準備、またお風呂タイムにすることにしました。
私はまだ元気が余っていたので最後の方でいいと言い、お風呂が2つあったので先にSKとTTに入ってもらいました。その時私はワインを飲みながらスーパーで買ったおつまみを食べていたと思います。
普通にスーパーで買ったワインとおつまみがびっくりするぐらい美味しいのもフランスのいいところですね。基本的に何を食べてもおいしい!
TTが風呂から出たので、私が入れ替わりで入ることにしました。そこでまたしても事件が起きるのです。
シャワー事件
最初はシャワーを浴びながら、シャンプーをしていたのですが、先ほどまで出ていたお湯がだんだんと冷たくなってゆき、ついには水しか出なくなってしまったのです。
よくあるタイプのしばらくしたら再びお湯が出るようになる奴かなと思い、蛇口から水を出し続けていたのですが、一向にお湯が出る気配はなく、私はたぶんこれはダメな奴だなと思いました。
疲れ切った体に2月の気温、そしてシャワーから流れ出る水。もちろん寒かったです。しかしどうしようもないので、とりあえず無理やりですが私は水でシャンプーと体洗いを済ませました。
そして最後に入るSYに対して、水しか出なかったから他のシャワー室使った方が良いとアドバイスをしました。しかし、ここでも事件が。
別のシャワー室でも水しか出ないようになっていたのです。それを知った私たちは、とりあえずお湯を沸かしてそれを持っていくことで対処することにしました。
まあ民宿でよかったというか悪かったというか。というかお風呂が終わった後に話し合ったのですが、おそらく1日に使えるお湯の量が決まっていて、前半組が使い切ってしまったので私たちが入るころには水になっていたのだなという結論を出しました。まあそうとしか考えられないというか。
そして明日お湯が出るのかどうかわからないけど、待ってみるしかないということでひとまず今日は寝ようということになりました。
こんなに内容は濃いのですが、まだまだ旅は1日目。明日も色々観光するところがあるので、とりあえずさっさと就寝することにしました。
次回
次に降り立ったところは…墓場でした。そこでは多数の骸骨たちが私たちを出迎えてくれました。
脱出した後に向かったのは、パリ全体を一望できる丘でした。
次回「地下から丘の上まで」
お楽しみに!
次回の記事はこちら
shussy8.hatenablog.com
海外旅行 in France ~1日目 前半~
いよいよ旅の始まり、一日目です。
前回の記事はこちら
shussy8.hatenablog.com
お品書き
空港到着
さて、朝5時に空港へ到着してとりあえず無事についたーとか言いながら空港のフロントへ歩き始めました。周辺にはもうすでにパリへようこそ的な
メッセージも書いてあり、テンションも徐々に上がってきます。ああ、パリについたんだなぁと思いながらシャルルドゴール空港の通路を歩いていきました。
流石芸術の都パリから最寄りの空港ということもあり、空港内部がすでにおしゃれ!赤と白のきれいな配色ですでに芸術作品の中を
歩いているようでした。とりあえず飛行機から降りて途中の通路にあるトイレにも行ったのですが、トイレの中もきれいな赤と白でした。
ここまで装飾されているのかと思いながら用をすましたと思います。
洗面台に関してもインテリアのように作られていて、とことんこだわっているなぁと思いました。ただ、洗面台の機能性に関していえば
デザインを気にしすぎていてちょっと使いにくいなと思いました。
入国審査
さて、海外に来て一番最初にやるものと言えば、やはり入国審査でしょう。
前回のアメリカではさっくりと終わってしまったので今回こそはと思い意気込んでいました。
順番が徐々に回ってくるにつれてちょっとずつ緊張してきましたが、それより気になったのが
空港で働いている職員さんがまあイケメンなこと。みんなイケてるおやじとかお兄さんという感じでとってもかっこよかったです。
そんなことを話しながら進んでいると、いよいよ私の順番に。
さて、と意気込んだところで担当のお兄さんがまたイケメンなこと。そして特に何も特別なことが起きることもなく、そのまま通過できました。
あっさりと終わったなぁと。まあ無事に入国できたので良かったのですが。
KKは入国審査で日本人ということで少しオタク話ができたとか。いいなぁ。
荷物受け取り
そして緊張の荷物受け取りタイム。
ここで荷物が出てこなかったら楽しいはずの旅も終わりです。まあ特に今回も何も起きずに
全員が無事にキャリーバックをもって空港のフロントへ出ることができました。
フロントへ出た時には朝の6:30ぐらいだったと思います。
現地の様子
現地空港では、一応マスクを用意していたとはいえ、誰もマスクをしていませんでした。むしろ
マスクをしていた方があのクソウイルスもっているんじゃないかと疑われそうなぐらいだったので、とりあえず
みんなマスクはしない方針で合意しました。
まだこのころは平和だったなぁ。
1日飛行機に乗っていたので、とりあえずひげを空港のトイレで剃ってすっきりした後になぜか現地に着いたら飲もうといっていた
リポビタンDを飲みました。今考えても意味わからないですね。
空港のフロントには、いつもの通り外国の自動販売機がおいてあり、中には見たことのない食べ物ばっかりでした。
とりあえず何も購入はしませんでしたが、自動販売機という当たり前のようなものすら違いがあり面白いのが海外旅行の面白いところだなぁと思います。
色々空港のフロントを探検していると、旅の疲れか噂かはわかりませんが、SKが突然くしゃみをし始めて、
ただでさえコロナがやばいからちょっと抑えてという結構な無理難題をKKが言っていました。当時は笑っていましたが、まあそう考えるとあの頃は
くしゃみ一つにさえ気を付けていたなぁと思います。
おや?スマホの様子が?
私はスマホはAndroidを使っていて、今回はSIM差し替えとかをせずに自分のパケットをそのまま海外でも使えるプランを契約していたのですが、
Androidのスマホが違う国を認識したらしく、日本限定の制約を取り払うことができるとのことでした。
この時初めて知ったのですが、カメラのシャッター音が絶対に鳴るようになっているのは日本限定らしく、海外では
無音シャッターができるようです。なのでとりあえず無音シャッターをためしてみましたが、本当に音が出ない!
そして、時間も勝手に現地時間になっているという。流石世界中で使えるAndroid…。こんなところまで行き届いているのかと
少し感動していました。

朝食
さて、いよいよ現地で初めての朝ごはんです。
現地の朝ということもあり店が開いているかどうか少し不安だったのですが、さすが国際空港。しっかりと店が開いていました。
パリということもあり結構大きめのパン屋さんでした。やっぱりパリと言ったらクロワッサンということもあり、お腹が減っていたので
クロワッサンとパン・オ・ショコラとカフェオレといういかにもフランスの優雅な朝食っぽい食事をしました。
まずクロワッサンを一口ほおばったのですが、表面がサクサクで中身はいい感じに空気が入っておりふわふわ。そして小麦とバターの良い香りが口いっぱいに広がり
日本のものとは全く別の食べ物というぐらい美味しかったです。
パン・オ・ショコラもクロワッサンの記事にチョコレートが挟まっているのですが、そのチョコがクロワッサンの生地を邪魔せず、ただ何もないというわけでは無く
ほのかな甘みがありこちらもとても美味しかったです。また一緒に頼んだカフェオレが合う!
朝ごはんからとても繊細なおいしさを楽しみました。本当に美味しかったなぁ…
いざパリへ
そして食事をし終えて、ひと段落つくと、いよいよパリの街での合流場所へ向けて出発しました。
空港からパリの街へ行くためにはバスか地下鉄などの公共交通が通っていますが、今は時代が違うといいますか。最も?安全な移動方法として
Uberというものがあるのです。というわけで今回のパリへの移動手段はUberを使いました。本当にUber様様だなぁ
とりあえず現地へ向かうためのUberを捕まえて車へ乗り込んだのですが、まあその運転手もイケメンなおっちゃん。
そんなおっちゃんとともにパリへの道を眺めながら車に揺られていました。
パリへの道はやはり異国情緒あふれるという感じで、日本語が全くない!(当たり前ですが)
そして思ったよりなんかビルとか道路が舗装されていてとても近未来的だなと思いながら1時間程度の道のりを高速道路を使って走っていました。
そんな中でもオタク話に花を咲かせる3人。流石だと思う。
パリに近づいて高速から降り、いよいよかとワクワクしていたその時、赤信号を待っていた車の外から突然「ドンドン」と窓をたたく音が社内に響きました。
はじめ何が起こったのかわからなかったのですが、運転席の方を見ると窓の外に人が立っているのです。ここ道路やぞ…
そして運転手と何か話した後、車が青信号になりそのままその人を置いて車はパリに向かっていくのでした。
後から聞いたらどうやら物乞いだったようで、こんな道路に止まっている車にまで仕掛けてくるのかと、
アメリカより悪い治安をその肌で感じるのでした。
そんな事件もありましたが、パリの中心部へと近づいてくると、伝統的な石造りの街並みが辺り一杯広がり
どこを切り取っても写真になりそうな、そんなところへと出ました。
ああ、ここが芸術の都パリかとワクワクしながら車内で過ごすのでした。
パリの街並み
宿泊する宿の鍵をもらうための場所に集合する予定だったのですが、我々の方が早くついてしまったので3人でしばらく辺りを散策することにしました。
朝早いからか店もあんまり開いていなく、人通りも少なかったですがそんなことは気にせず辺りをうろちょろとしていました。
色々な細い通りを適当に回っていると、ガラスでできたきれいな通路がありそこに入ってみることにしました。
中はガラスづくりでできた店が立ち並び、アンティークな感じの内装でした。こんな細い通りだけでも芸術を見せつけてくるとは
と思いながら物珍しげに通路を走っていきました。
そんなことをしていると、大通りに日が昇ってきて、人通りも多くなってきました。
その太陽に照らされている大通り、そして通路を歩いているパリの人たちを見ると、再び「ああ、パリに来たんだなぁ」と思いました。
このような感じで色々探検をしていると、集合時間になったので本来の待ち合わせ場所であったところで待っていました。
勇者達?の合流
しばらく待っていると、そこに久々に見た顔たちが車から降りたって歩いてきました。
久々の再開、特にAHとSYなんて一年ぶりだというのに、談笑をすると思い切れば、一番最初の関門がそこには立ちはだかっていました。
そうです。宿の鍵を借りるというミッションがあります。
宿の鍵を借りるためには、鍵を貸してくれる人と会話をしなければいけないのです。
とりあえず6人全員で宿の鍵を借りるために建物の中に入りました。
建物に入ると宿担当のTTが手際よく予約書を出して、鍵を受け取っていました。そして建物の場所と鍵の開け方を一緒に
聞いていたのですが、まああんまり聞き取れませんでした。とりあえず鍵もらったし何とかなるだろうとかおそらく
皆思っていたのだと思います。
店の人も不安を感じ取ったのか、ついて行こうか?と聞いてくれたのですが、ここで相談してなぜか大丈夫ですとお断りしました。
そんな感じで無事にパスワードと鍵を入手し、指定された家の場所まで行くことに。
パリの道を歩きながら、久々に出会った仲間たちと色々楽しみだねとかいう会話をしていたと思います。
ただ、道があんまりわからないので集合しながら道を知らないAHとSKが先頭を切って歩いていたと思います。
私は久々?に出会ったTTと今回の旅も誰も死なないかなぁとか話し合いながら道を歩いていました。
宿との邂逅
どこから入ればいいでしょう?
さて、そんな感じで意気揚々と歩いていたのですが、宿の場所についてもどこにあるかが全く分からなかったのです。
周りを探してみてもあるものは、果物屋さんぐらいでした。
6人で不安になって色々探してみたり、店でもらった宿への案内の紙を再確認したりしていました。
すると、近くにある大きな鉄でできた門のところが、なんとパスワードを入力するようになっていました。
ゲーム脳が多い我々はピンと来て、紙に書いてあったパスコードを入力してみました。すると、門が開いたのです。
さて、一安心と思い切れば、ここからが宿への難関でした…
宿はどこ?
「その門を通った後、紙に書いてあったのはゴミ箱の奥の扉を開けて、鍵を開ける」ぐらいしか書いていなかったのです。
確かに、門を通った後にゴミ箱はあったのですが、まず通った後がまあ広いこと広いこと。
そして扉も複数あって、みんなでどれだよとか言いながら探していました。一つだけ扉が開いていたのですが、
入っていいのかいけないのかがわからなかったので扉を閉めましたが、それも後から閉めてよかったものなのか
よくわからないという状況でした。そんな感じでみんなで15分ほど悩んでいたのですが、全くわからずに悩み続けていました。
そうして最終的には、鍵をもらった人のところに聞きに行くことになりました。
待っている間、あきらめきれずに家に入れそうな場所を探していたり、このまま入れなかったらどうしようとかを考えていたのですが、
店の人が来てくれて、入り方を教えてくれました。本当にご迷惑おかけしました。
結局正解としては、ゴミ箱の近くにある扉にパスワードを入れて、そこから2階に上がり扉に鍵を使うということでした。
わかるか!!!
宿の中
宿の中にやっと入れると、みんな衝撃を受けていました。
そこに広がっていたのは、ウェブサイトで見た時と全く同じのとてもきれいな部屋でした。
とりあえずみんな部屋がきれいだったことと、やっと宿に入れたことに一安心していました。
そしてそこから戦争がはじまります。毎度恒例のベッド戦争です。
以前のアメリカの時は最長でも2泊でしたが、今回は4泊なので結構な長丁場となります。
まあ結局は早い者勝ちみたいな状態になって、私とTTがベッド2つある部屋、AHとKKとSYがそれぞれ
個別の部屋、そしてSKがリビングにあるソファーベッドで寝ることになりました。
私は部屋に戻ると、紐ハンガーを用意して干す場所を確保しました。そして、荷物を広げさっそく出かける準備をしました。
他の人たちもとりあえず出かける準備をしていましたが、私はキッチン周りを調べながら、この設備ならしっかりした料理ができそうとか思っていました。
シャンゼリゼ通り
いざ行かん
さて、準備ができたのでいよいよパリ観光の始まりです。
6人で意気揚々とパリの街へと繰り出しました。
とりあえずあらかじめ決めていた順路通りに行こうということで、まずはシャンゼリゼ通りを歩くため
その手前のコンコルド広場に行くことにしました。そのため、Uberを呼びました。大活躍ですね。
6人同時に車に乗って、パリの街をみながらドライブしていたのですが、やはり芸術の都ということもあり、
道のいたるところに芸術作品や大きなオブジェクト等が存在しており、また建物もおしゃれでどこを切り取っても
絵になるという感じでした。
コンコルド広場
シャンゼリゼ通りを凱旋門を挟んだ反対側にある広場に私たちは降り立ちました。
すでにそこには大きな塔や彫刻でできた噴水などがあり、本当に街の中なのかなとか思っていました。
私たちはその塔の近くに言ったり、彫刻の噴水の前で決めポーズをしていたりしてしばらくその
広場の周りを探索していました。
シャンゼリゼ通り コンコルド広場周辺
広場でうろちょろし終わった後、私たちはシャンゼリゼ通りに足を踏み入れようと信号を渡っていました。
すると、渡ろうとしていた青信号が何の前触れもなく突然赤信号に変わりました。私はすぐに気づいて止まったのですが、
この時にフランスの信号機は突然変わるというのを学習しました。いやー怖かった。
そんな信号機もわたって、シャンゼリゼ通りをひた歩いていました。当時は2月で気温は結構涼しめなので
良い散歩みたいな感じになっていました。空気も澄んでいて異国を旅しているなぁという気分でした。
散歩をしながら周りの風景を写真に収めていましたが、やはりどこを切り取ってもオブジェや自然が映りこんで絵になるなぁと思いながら
シャンゼリゼ通りを凱旋門の方角に向けて進んでいました
シャンゼリゼ通り 中部
しばらく歩いていると道の端に水が出ているオブジェのようなものがありました。
一体何に使うのだろうというとか当時は考えていませんでしたが、今思うと何に使うんだろう…
そんなオブジェとかを見ながら変わりゆく風景を楽しんでいました。
この辺りは緑も多く、こういった風景を見ながらランニングをしたら楽しいんだろうなぁという感じでした。
シャンゼリゼ通り 凱旋門周辺
長い通りを歩いてくると、徐々に大きな凱旋門が見えてきました。その辺りになると通りを挟んで賑やかなショッピング街が広がって来ました。さすが観光名所。
食べ物屋やアパレルショップ等見たことが無いような店が立ち並び、多くの人々で賑わっていました。
そんな中でどの店に入ろうか悩んでいたところ、TTが行きたいと言っていたディズニーストアシャンゼリゼ通り店に入ることにしました。
ディズニーストア
ディズニーストアの入口には日本には居ないようなドアマンが立っていました。流石外国。
ディズニーストアでは、日本では置いていないようなディズニーのグッズとかが置いてありました。
子供が着るような洋服やグッズがあり、結構子供連れで賑わっていたように思えます。地下1階まである優遇っぷり。
特に何も買わずに2人でKKと出ようと思い、出入り口に差し掛かりました。
その時に、先に歩いていたKKになぜかドアマンをしていた店員さんが「カムサハムニダ(韓国語でありがとう)」と言いながら手を合わせました。そしてその後を通った私には「Thank you」と言いお辞儀をしてくれました。
はじめなんて言っていたのか理解できずにとりあえず店を出ましたが、店を出終わった後で、あれカムサハムニダって言っとったよなとか話していました。
なぜ韓国語だったのか、なぜ手を合わせたのか。KKを韓国人だと判断したのならなぜそのあとの私は英語だったのか、KKだけ韓国人と確信されていたのかとか
色々意味不明でしたがとりあえず店を出ました。
マクドナルド
ディズニーストアを出た後、同じ通りにあるマクドナルドの方に行きました。
マクドナルドでは各国限定の商品があり、フランスにももちろんあるのですが、その限定商品を食べに行きました。
店内は、さすがパリの店ということもあり店内はとてもおしゃれでした。マクドナルドとは似つかわしくない
マカロンなども店頭に並べられて売られていたり、店内も装飾が多く本当にマクドナルドかよというぐらいおしゃれな感じでした。流石パリ。
ちなみに私よりもっと詳しくまとめられている記事があったのでこちらも読んでみてください。
trip-s.world
限定商品にはチョコクリームを挟んだおやつ的なバーガーや、がっつりとしたベーコンが挟まったバーガーなど色々種類がありました。
おしゃれなことに壁にパネルがあり、そこのタッチパネルで注文をする形式でした。これはアメリカでも体験したのですが結構楽で、
早く日本にも導入してくれないかなぁと思います。
私とTTはチョコソースが入った小さなハンバーガーを注文して、AHとKK、SHはがっつり肉が入ったハンバーガーを注文していました。
そこでも事件が…
私たちは普通に注文を受け取ったのですが、AHとKK、SH組がレシートを渡されず注文が通ったそうなのですが、
バーガーを実際に作ってもらう際にレシートが必要とのことだったようです。しかしレシートは返してもらえず
結局AH組が頼んだハンバーガーは虚空へ消え去ったようです。
そのころ私はそんなことも知らずにのんきにチョコバーガーを食べていました。
その後、お手洗いにも行ったのですが初めて見る形式の壁に垂れ流すタイプのトイレでした。
確かに省スペースで洗う回数も少なくて効率的にはいいと思うのですが、まあ臭いがすごいこと。
まあこのタイプなら仕方ないよねとか思いながら店を出たように思います。
おしゃれにするのはいいけどもう少し機能性とか考えたほうがいいのではと思いました。
凱旋門
さて、シャンゼリゼ通りの突き当りにあるフランスの観光名所、凱旋門です。
まあすごく大きな通りにあるすごく大きな門です(語彙力の欠如)
こんな感じで大通りの奥にそびえたっています。歩いていくとその巨大な全身が見えてきました。
首を曲げなければいけないほどに巨大で昔からそこにそびえたっているという感じでした。まあ大きいこと。
どんどん進んでいくとその巨大さが実感できるというところまでやってきました。
凱旋門を中心として道路がロータリー上に広がっていて、8方向ぐらいに伸びているというような形でした。まあ文字だと何を言っているかわからないと思うのですが。
凱旋門の下に行くためには周辺が車がたくさん通っているので一度地下通路を通って内部に行かなければならないという構造をしていました。
なのでとりあえず地下に潜ってそのまま凱旋門の真下を目指しました。
地下には凱旋門を上るためのチケット売り場や凱旋門の歴史などがあり、売り場には長蛇の列ができていました。
時間も時間だったのでこの時には登るのをあきらめていました。
さて、地下通路から外に出るとその巨大な門とのご対面です。
遠くで見るよりはるかに大きくそびえたっているその構造や、面の削れ具合なんかに歴史を感じていました。
あまりにも巨大すぎて、門にもたれかかっている状態を取ってもらった画像がクソコラにしか見えないみたいな状態まで発生したぐらいでした。
また、細部にも細かな装飾や彫刻などが刻まれており、パリの芸術の歴史を表しているのかもとか思ったりしていました。
ちなみに門の直下には焚火?のようなものがあり、フランス戦争で散った戦士たちの記念碑となっているそうです。
エッフェル塔へ向けて
そんな感じで凱旋門の圧倒的スケールを目の当たりにした後、エッフェル塔に向かって歩いてゆきました。
凱旋門周辺は高級住宅街となっており、その周辺を色々見物しながら、ついでに飯屋を探しながら
エッフェル塔の方へと歩みを進めていました。
途中にあった売店のようなもので飲み物を買ったりと散歩を楽しんでいましたが、さすがに時刻も2時ごろとなりお腹が減ったので
そのあたりにあった店に入ることにしました。
レストラン:NOURA
とりあえず近くにあった紫色のフランスっぽいレストランに入りました。
中に入ると、とりあえず席に案内していただいてメニュー表が配られて、みんな思い思いのものとせっかくパリに来たので
いい感じのワインを頼みました。
一番最初に出されたのはワインで、2年物のいい感じのやつでした。私はお酒に関しては舌がアホなので味とかは
詳しく表現できないのですが、適度な酸味があり肉料理に合いそうな感じだったと思います。
そのワインに舌鼓を打っている間に、料理が運ばれてきました。
私のところに出された料理はこんな感じの料理でした。
これが一体何なのかわからないままとりあえず口に運びました。するとなんというか味は酸っぱいソースみたいな感じでした。
肉と付け合わせて食べるとほのかな甘みと肉のがっつりした感じがちょうどよく、そこそこおいしいという感じでした。
ここで気が付いている方もいると思うのですが、そうですね。この店フランス料理を出す店じゃないんですね。この時の私たちも
料理が出てきてからあれ?とか思っていたような気がします。しかしまあ普通に食べれるのお腹が減っていたというのもあり
皆ペロリと食べ終えました。
するとそれを見た店員さんが、ワインのお替りと食後のデザートはどう?と勧めてきました。KK曰く、フランスのレストランは
コース料理っぽくふるまうのが一般らしく、食後のデザートはしっかり進めてくるようです。サービス精神旺盛ですね。
というわけでみんなで食後のデザートもいただくことにしました。
私は何かよくわからないけどプディング的なものを選んだと思います。そして談笑をして後で出てきたのがこのお皿でした。
もう見た目からしておいしそうですね。
食べてみるとクリーミーな味が口いっぱいに広がって、周りのソースやナッツがいい塩梅で触感を出す
めちゃくちゃおいしいデザートでした。
皆も満足したようで、デザートを食べ終えるとお替りのワインを勧めてくる店員にお会計をお願いしました。
ちなみにフランスもアメリカとあんまり変わらない「Check Please」でお会計だと通じるようです。
お会計を済ませた私たちはひとまず店を出て美味しかったと感想を言い合いました。
ちなみに今回訪れたお店はこちら
noura-marceau - Google 検索
そうですね。レバノン料理って書いてますね。フランスに来て一番最初のレストランでレバノン料理を食べたんですね私たちは。まあ行き当たりばったりも旅の楽しみの一つです。
こうしてお腹がいっぱいになった私たちはエッフェル塔へ向けて再び足を踏み出すのでした。
次回
凱旋門を超えて一行がたどり着いたのは鉄でできた大きな塔だった。
しかしその周辺では大量の虫たちが発生していた。
果たして一行は無事にこの虫の大群を切り抜けることができるのか
次回「虫刺され」お楽しみに
次回の記事はこちら
shussy8.hatenablog.com
海外旅行 in France ~出発当日、飛行機内~
さていよいよ出発当日です。
前回の記事はこちら
shussy8.hatenablog.com
前日の準備
前日にはしっかりと準備をしようと、予定表とか持ち物チェックリストとかとにらめっこしながら準備をしていました。
前回のSIMカードの件があるので今回こそは忘れ物をするまいとしっかりチェックしていた記憶があります。
といっても次の日会社もあったので3回ぐらいチェックして寝たような気がしますね。
このころはまだ基本毎日出社してたなぁ。
出社、退社
というわけで朝から会社に出社です。
会社はいつも通り出社して、業務をし、フレックスで3時ごろには退社しました。
上司にはまあ無事にという話と、海外旅行では現地で服を買ったほうがお土産にもなっていいから
あんまり持っていかないことをお勧めされたと思います。
私はまあお土産話を楽しみにしておいてくださいとそのまま退社しました。
帰宅、準備
帰宅した後は最後の準備をしてまだ集合時間までに余裕があると思いとりあえず
ゲームしていました。一度シャワーを浴びようと思っていたのですが、ゲームが面白くてそのままゲームをずっとしていて
とりあえずひと段落してシャワーを浴びて家を出ました。この時点で集合時間に少し遅れるのが確定していました。
何やってるんだこいつ
集合、秋葉原
7時ごろにとりあえず私は集合場所だった秋葉原で合流しました。
すでに合流する予定だったSKとKKは先に合流していて、私が最後に到着したと思います。
そして、最後に色々と薬類の備品を集める目的で薬局に入りました。
クロワッサンを買いに
ご飯を食べ終わった後に以前KKがフランスのクロワッサンがおいしすぎて
日本のクロワッサンが食えなくなるといっていたので、そこまでかという話になり、3人で日本のクロワッサンを最後に食べて
出国しようという話になり、SKとKKが買い忘れたものがあるということで私が一人でクロワッサンを買いに行きました。
本当は小さい一口サイズのものがあればよかったのですが、無かったので普通の大きさのクロワッサンを3つ買いました。
そして再びSKとKKと合流しました。
そのままクロワッサンを食べれればよかったのですが、飛行機の時間が迫っているということもあり、一度電車に乗ることになりました。
クロワッサンを持ったまま…
電車
飛行機の発着場は羽田空港だったので一度浜松町に行きモノレールでそのまま羽田空港へ行きました。
その最中に空港では食べれないのではという話になり、今考えてもアホなのですがモノレールの中で
3人それぞれクロワッサンにかぶりつき始めました。
ただでさえ先ほど食べたカツ丼でお腹いっぱいの中、クロワッサンを腹の中に半ば詰め込むような感覚で食べていたと思います。
いやー今考えても本当にただの迷惑客。
空港
空港に到着して、とりあえず前回と同じように受付を済ませ、最後に日本っぽい飲み物と飛行機内での飲み物確保のために
麦茶と2本ほど確か一日飛行機に乗ることになっていたということと、当日到着すると朝ということもあり
リポビタンDを買いました。アホかな?
空港では前回のアメリカのような事件もなくごくごく普通に出国することができたように思えます。
ない中でイベントがあったすると待ち時間が長かったのと、先に飛び立ったTT、SH、AH組から無事に到着したとの連絡があり、こちらも今から出国するという連絡をしたぐらいだったと思ます。
出発時刻は23時50分だったのですでに結構眠たかったようにも思えます。
飛行機内
さて、AIRFRANCEという会社の航空機を使って飛び立ちました。
航空機内は初めの方はいつも通り映画とかを見ながらすごしていました。
ちなみにフライト時間は12時間とほぼ半日あるので結構な暇つぶしが必要です。私はほとんど寝ていたような記憶しか残っていないです。
機内で何か紙が配られて見ていると、飲み物などのメニュー表でした。こんな感じです。

私は確か白ワインとかを頼んでいたと思います。ワインも結構美味しかったです。
夜食1?
出国して3時間後ぐらいには最初のご飯が出てきました。
メバルのから揚げと牛肉、白米の組み合わせとデミグラスソース煮、パンの組み合わせの2卓だったのですが、私はフランスっぽい牛肉を選びました。
そこで出てきたのがこれです。
いやー今見ても本当においしそうですね。これがフランス料理と言っていいのかどうかは怪しいのですが
それでもデミグラスソースにしっかりと付け込まれた牛肉が柔らかくておいしかったです。あとどの料理も組み合わせがとてもよく、
味が本当に繊細だったようにも思えます。ちなみに左上のゼリーみたいなものは水です。やはり水は高級品なのですかね。
そして一番おいしかったのが右上のドーナツ。アメリカのドーナツは甘い=旨いみたいなそんな感じでごり押してくる味だったのですが、
フランスのドーナツは繊細で甘さのバランスが絶妙だったように思えます。ここですでに結構な衝撃を受けていました。
食後には一番右にある紙コップは味噌汁だったのですが、これが唯一微妙でしたね。日本人が多く乗っているということもあり、おもてなしの気持ちで出してくれたのでしょうが、
味がまあ薄いこと薄いこと。これならフランス料理で統一してほしかったかも…
そのあとに食後の赤ワインを楽しみました。ほのかな酸味があり美味しかったです。
その後、満足して再び眠りにつくのでした。
夜食2?
着陸3時間前ぐらいでしょうか。少し飛行機が明るくなったので起きると、乗務員さんが夜食を配っていました。
選ぶことは特になく、1種類ですがそれでもしっかりとした朝食という感じでした。
朝にぴったりのパンにマーガリンやジャムの付け合わせ、そしてあっさりとしたフルーツミックスにヨーグルト、オレンジジュースと
文句のつけようのない朝ごはんという感じです。
日本の十勝ヨーグルトがまあおいしいこと。
その後しばらくテレビを見ようとしていて、寝落ちしていました。
着陸
着陸1時間前ぐらいには目が覚めて着陸態勢に入りました。
いつも通り(と言っても2回目ですが)税関申告書を記入して
まあ特に何もなく無事に着陸したのですがね。
ちなみに時差は8時間ずれているので時計を直してわくわくしながら飛行機を降り立つのでした。
次回
3:3に分かれてフランスに降り立った旅行者たち、しかしそこで目にしたのは
想像していたよりもはるかに悪い治安で合った。果たして出国する前に一番不安であったやどはどうなのか、
そして何事もなく一日目を終えることはできるのか
次回:パリの景色と虫刺され
お楽しみに!!
次回の記事はこちら!
shussy8.hatenablog.com
海外旅行 in France ~出発以前~
無事にアメリカから帰ってきた5人。しかしそこで待ち受けていたのは、次の遠征先への高跳びだった…
新たに1人加わった6人で今度はフランスへ。ウイルス騒ぎに治安の悪さ、大量の人骨、協会での眠りの呪いなど、今回も様々な困難が待ち受ける中、全員が無事に帰ってこれるのか…
というわけで海外旅行記第2弾!
今回はフランスでございます!
お品書き
旅行に行く前にわかっていたこと(日程、予算、メンバー等)
日程:2020年2月21日~25日(4日間)
予算:大体20万ぐらい
メンバー:男性6人(社会人4人、学生2人)
※前回の5人+初海外旅行1人
ツアー等:未使用!!
ということでこいつらまた前回の反省を生かさずにツアー未使用で行くことになっていますね。怖いものなしですかね。
まあツアーでは都合のいい日程が組めなかっただけなんですけど。
ちなみに前回のアメリカ旅行はこちら
shussy8.hatenablog.com
今回のイカれたメンバーを紹介するぜ!!
SY(筆者)
毎度のことながらこの記事を書いている張本人。今回も誘われとりあえずパリの風景とクロワッサン、そしてワイン目当てにフランスへ。
今回の旅では前回ほど大きくはないがちょくちょく身の危険を感じる。なぜ毎回誰も死なないのか、と疑問に思っている。
ちなみに今回の旅はSYが2人いるため、筆者の方は私と表現します。
KK
旅の立案をしていただいた張本人。毎回何かに巻き込まれている気がするが、今回は前回と比較してもあんまり事件に
巻き込まれていないのでは?前回3年前にフランスに一度訪れていることもあったということで今回は
治安の悪い地域等や前回行ってみて良かったところなどを教えてくれた今回の先導役。
楽しい旅行になりましたありがとうございます。
SK
今回の旅のメンバーの一人。ノリがめちゃくちゃよくてムードメーカ的な人。
結構社会人になってから忙しくなっているようで、有給が取れるか少し怪しいとおっしゃっていましたが、無事に参加できてよかったです。
また今回も面白いノリや突っ込みとかで旅を盛り上げていただきました。
一緒に旅行に行けてよかったです。ありがとうございます。
TT
前回に引き続きメンバーの一人。計画性がありしっかりと計画を練れる人。
今回の旅も結構念入りに準備を行って計画を立てたり、行きたいところやりたいことをしっかりとまとめていた。流石の計画性。
ただ私含めてそれ以外のメンバーが結構適当なところもあり、そこそこ迷惑をかけたと思います。
計画とか詰めていただきありがとうございます。
AH
超問題児。色々な事件を引き起こしたりする。今回もヤバいことに巻き込まれそうになるが
とりあえず何とかなるの精神で今回も数々の窮地を切り抜ける。運がいいのか悪いのか。
ただ任せたことはしっかりとやってくれるので今回もチケットの手配とかはやっていただきました。
今回も旅行にスパイスがかかりました。ありがとうございます。
SY
前回の旅から新たに追加された命知らず勇者の一人。
学生なので卒業旅行の練習?となるととても楽しそうでした。行きたいところとか結構積極的に出してくれたり
話し合いにも結構積極的に参加してくれたので助かりました。本人は初めてということもあり緊張していたような
気もしますが、大丈夫、そこは去年私たちも通った道だ。
人数が増えるとやっぱり楽しいね。参加していただきありがとうございます。
計画について
宿
旅行で一番重要なのは宿ですね。宿は今回6人で行くというところもあり、
色々ホテルとかモーテルとか探っていました。KK曰く、フランスは地区によっては治安が悪く、できるだけいろんなところにアクセスしやすくて
治安が比較的いい地区を選ぶことになりました。
そして協議の末決定したのがなんと民宿。
一応言っておくと、フランス語を喋れるやつは大学でフランス語を取っていたKKとAHの2人(初修レベル)という中で
何が起こるかわからない民宿を選びました。
まあみんなの協議の結果、不安よりきれいないいところに泊まりたいとのことだったのでこれで良し!
ちなみに泊ったところはここです。
www.trip.com
目的地
計画初期には、フランスの行きたいところを全員が出してそのなかで票が多かったところに行こうという話をしていました。
とりあえずみんなが適当に候補を挙げていて、私も行きたいところということで有名なパリのエッフェル塔とかに行こうと
提案していました。そのなかで、私が行きたかったモンサンミッシェルとか結構パリから外れた郊外の方も
いくつか候補に出ていました。郊外で行きたかったところとして候補に出ていたのがモンサンミッシェルとコルマールというところでした。
ちなみにこんな感じのところです。
・モンサンミッシェル
tabinaka.co.jp
・コルマール
jp.france.fr
しかし、社会人4名ということも相まって、現地で活動できたのは4日間ということだったので、
今回はパリに集中して切り捨てることとなってしまいました。今度は行きたいね。
というわけで今回はパリやその周辺を中心に行動することになりました。行く場所はお楽しみに。
ちなみにパリ周辺の地図を乗せておきます。詳細は後ほど

問題発生
今回の旅行では社会人4名と学生2人ということだったので、3:3で分かれて飛行機に乗ろうということになりました。
そこでSY、TT、AHの学生(笑)組3名は前日の夜に先に出発し、のこりのKK、SKと私は次の日の夜に出発することにしました。
ここで問題となったのが飛行機の値段。学生組ができるだけ料金を切り詰めた飛行機のチケットを取りたいとのことで格安のものを取っていました。
しかし、そこで旅行に行く前から事件が…
このころ、あの病気が流行り始めていましたね。そうです、新型コロナウイルスですね。今でも世界中で猛威を振るっていて東京でも2回目の緊急事態宣言が出された
このクソウイルスですが、当時は日本でも合計して1桁とか2桁とかそのぐらいでした。しかし、ウイルスの誕生元である中国の方では非常に流行っており、
とんでもない広がり方を見せていました。
その中で、2つほど問題が
①格安航空機が中国を経由する
まさに敵の本拠地に乗り込む感じですね(何言ってるんだこいつ)。当時はコロナにかかったら東京でも結構白い目で見られそうという感じで、かかること自体が
犯罪的なそんな感じだったので、できれば避けたかったのですが、お金的にこのルートしかなかったと伺っていました。
②取っていたチケットがなんと変更に
コロナのおかげで、航空業界も色々と減便したりと対策を練っていたのでしょう。このおかげで卒業旅行に行けなくなった人もいるとかいないとか。
我々もその被害をしっかりと受けていて、なんと中国経由の学生(笑)組が載るはずだった飛行機が勝手に別の日程に回されてしまったのです。しかもその日程だと
一緒に旅行ができない…。
こんな感じでクソウイルスに振り回されて、学生組2人も一時期は旅行から降りるといっていたほどでした。本当に旅行なくなるかと思いましたねあの時は。
ただ、せっかくだからみんなで旅行がしたいと説得をし、学生組が頑張ってくれたのでみんなで旅行に行けることになりました。ありがとうございます。
あとは一緒の飛行機に乗るAHもしっかり調整してくれて、この問題を乗り切ることができました。
クソウイルスさえなければこんなことには
持ち物
今回は2回目の旅行ということもあり、基本的な持ち物は前回とは変わりません。変更があった部分だけ書いておきます。
地球の歩き方-フランス編-
必須の教科書。今回はフランス編ということもあって別に記入してみました。
フランスは地下鉄やバスなど交通網が結構あり、隠れた名所なども多く、非常に頼りになりました。
とりあえず行く前に読んどけ。
チェーン
普通の財布とかにつけるチェーンですね。なんで持っていったかというと
KK曰く、前回のアメリカより治安が悪いとのことだったので、念には念を入れて持っていくことにしました。
ピンセットでカバンに括り付けておけば安全。
シークレットポーチ
これも護身用ですね。今回は前回の旅行よりも
さらに安全に配慮した装備となっているのがわかると思います。
そしてこんな風に装備をしておいてよかったなぁと後から思うのです。
お金
フランスはEU圏内なので通貨はユーロです。
前回持って行き過ぎた反省も生かして
とりあえず今回は200ユーロを持っていくことにしておきました。
Cタイププラグ
聞き覚えのない方も多いと思われますが、実はコンセントには様々な形状があり
その中でもヨーロッパ圏ではタイプCというタイプのコンセントを使っていて
変換プラグを使用する必要がありました。なので変換用のプラグを持っていきました。
ちなみにボルトは日本より少し高い220Vなのですが、変換用の変圧器は特に必要なかったです。
偽物の財布
今回結構な防犯対策をしていたので、遊びと言っては何ですが
偽物の財布を用意していきました。とりあえずズボンの尻ポケットに入れておいて、わざとらしく
取ってくれと言わんばかりにずっと入れていました。
結果がどうなったかは後ほど。