海外旅行 in France ~1日目 後半~

さあ1日目の後半です
前半はこちら
shussy8.hatenablog.com

セーヌ川周辺

前回紹介した店を出た後、引き続き街を探索しながらエッフェル塔を目指していました。
パリ周辺の観光地は頑張ったら歩ける範囲に色々あるのがいいですね。
しばらく歩くと川のほとりに出てきました。これがパリでもっとも有名な市内中に流れているセーヌ川です。
思ったより大きくて、それこそ日本にある普通の川よりも大きいとかそれぐらいです。このほとりをマラソンとかしたら楽しいんだろうなぁとか思いながらエッフェル塔へ行く道の途中には謎の美術館のようなものや、公園に飾られている彫像などもあり、至る所に芸術作品があるなぁとわいわいしながらみんなで進んでいました。
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そしてしばらく歩くとエッフェル塔が曇り空の向こうに見えてきました。
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エッフェル塔

トロデカロ庭園、広場

とりあえずトロデカロ庭園につきました。庭園は広くてそれなりに人が多く人々が歩いていました。
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いったん私たちは庭園から広場に向けて歩いていました。その道には数多くの露天商や子供連れの家族などがいて、
一見して平和な広場でしたが、色々話しながら聞いてみるとまあ治安が悪いんだなぁと思いました。まず露天商は普通の店で売っているようなものを少々値段を上げて売っていたり、そもそも場所を持たずに自分の腕に商品をぶら下げて売っていたりと結構な荒れ具合でした。確実に観光客を狙っているという感じでしたね。私は何も買いませんでしたが。
その他にも3つのカップの一つに当たりを入れてその後カップを色々いじった後当たりを当てることができたら掛け金が2倍になって返ってくるというゲームをしているところもあって、結構な観客がいました。見ていると20ユーロとか賭けているお客さんもいて、人気なんだなぁと思ったりしましたが、
これも実は全部サクラで観光客にチャレンジさせてお金を召し取るということだとKKに説明されて、ああそういうことなんだあと思いました。やっぱり治安悪いね。

坂を上り終わると、広場に出ました。バックにはトロデカロ駅がある結構な広さの広場だったのですが、
階段がいい感じでエッフェル塔を眺める段差になっており、みんな座って眺めていたり、談笑したりしていました。
広場では楽器の演奏など、様々な催しものをしていました。
私たちもエッフェル塔をバックにその広場から写真を撮ったりしていました。
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イエナ橋。

広場でエッフェル塔の全体図を見た後、早速そのふもとへ行くことにしました。
広場から坂を下って、イエナ橋を渡ってふもとへ行っていましたが、その橋にも彫像が飾ってあったりと本当にどこを見ても像ばっかりだなぁ。芸術もここまで多いとなんかなぁとか思っていたり
あとは下に流れているセーヌ川がとても大きくて、船とかでこの上を渡るとまた違った視点でパリが見れて面白そうだとかそんなことを考えながら橋を渡りました。
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エッフェル塔ふもと

さてやっとエッフェル塔のふもとにやってきました。
結構な人数がいて色々な国の人が集まっている感じでした。流石観光名所。
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ふもとから見上げるその圧倒的な大きさの鉄塔の迫力を感じながら、とりあえずぐるっと一周しつつどこからか登れるのだろうと探していました。
探していると結構な長蛇の列があってそこからエレベーター的なもので登るんだろうなということはわかりましたが結局人が多すぎて登るのを諦めました。
そしてそんな中でも我々に忍び寄る怪しい影が…
フランスには結構な数の乞食的なムーブをする人がいて、エッフェル塔のふもとではいかにもな黒いローブを着用してアンケートを取っていました。
このアンケートは大体が名前を書いてくれとか署名してくれとかそういうものなのですが、かかわるとろくなことが無いと思っています。
まあこういうのは無視するのに限るのですが、私たちは観光客というのもあり絶好のカモだったと思ったのでしょう。めちゃくちゃしつこく
話しかけてきて、それこそ付いてきてずっと話しかけてくるような感じでした。
ひたすら無視をしていたのですが、私の前に立ちはだかったやつをよけて行こうとすると、無理やりペンを握らせようと手にペンを近づけてきて
これはかかわったらダメな奴だと思い避けたところで、あちらもイラついていたのか手の甲を芯が出ているペンで刺してきました。
まあそこまで痛くはなかったのですが、さすがにちょっとやりすぎでは?とこちらもイライラしながら結局最後まで無視しました。ああいうのは
一度話してしまうと終わりなので徹底的に無視しましょう。
ちなみに他にも被害を食らっていたのはSKで、ポーチに入れていたペンが高級品のように見えたらしくひたすら欲しいと話しかけられていたそうです。
結局めんどくさくてSKがペンを渡すと笑顔で手を振って去っていったのですが、まあ本当にお金を取られなくてよかったねという感じです。
この時点でアメリカより直接的に治安が悪いなとおもいました。結局エッフェル塔はふもとから写真を撮影したぐらいで、危なかったのでそのまま立ち去ってしまいました。
雨が降っていたらしくちょっと地面もぬかるんでいたので、まあさっさと逃げて正解だったかなと思います。

地下鉄

その後しばらくパリの街をゆっくり歩いていました。パリは一般的な道でも色々な建造物や彫像などがありその中にはよくわからないインドにあるような建物や壁に変な模様が掘ってあったり、謎のキャロルと書いた紙が落ちていたりと、暇にならないぐらいアートが集合していました。
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歩いてそのままシテ島に行くのも悪くはなかったのですが、今後の事も考えて一旦地下鉄に試しに乗ってみることにしました。
パリの地下鉄はそれぞれ記号と色によって分けられていて、とてもわかりやすく路線図が決められているのですがそもそも入口を見つけるのは結構難しかった記憶があります。 川のほとりをしばらく歩いてようやく駅への入り口を見つけましたチケットは外側に買う所があって、回転式のゲートを使って中に入っていくという形式だったのですが、チケットの認識精度が異常に悪く、チケットを使えていたかどうか結局わからなかったです。まあ駅員がいないのでこれだとそのまま乗ってしまっても誰にもばれないなぁとか思いながら地下鉄の駅に入りました。
駅のホームに降り立ってみると、思ったよりホームが広いなぁと思いました。人はそんなにいなかったのですが、暗くてちょっと湿っぽい感じがして如何にもな雰囲気をしていました。こんなところで襲われたらどうしようもないだろうなぁと思いながら電車を待っていました。
電車が向こうから来たのですが、日本のものとは違って大きいなぁと思っていました。それもそのはず、2階建てで多くの人が乗れるようになっていました。
銀色のボディという日本ではあんまり見ない色でしたが、乗り心地は悪くなく座って長距離を移動するなら悪くはないなと思いました。まあ夜中には乗りたくないですが。
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シテ島

電車を降りて地上に出ると、目の前にはシテ島ノートルダム大聖堂が見えました。
パリの観光名所の一つであるノートルダム大聖堂セーヌ川に囲まれた島の中に位置していてその周辺には露天商や様々な店が並ぶ感じになっていました。露天商ではフランスっぽく絵やベレー帽等が売っており、日本とはまた違った雰囲気を醸し出していました。
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川の下を見てなんか地下道への入口があるとか、ゲームなら絶対ダンジョンへの入口じゃんとか言いながらシテ島へと足を踏み入れました。
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ノートルダム大聖堂

ノートルダム大聖堂は、我々が行ったときには数年前に起きた火事の影響で修理中でした。その影響で内部には入れず、外から眺めるだけでした。
しかしこの修理中のノートルダム大聖堂は今しか見れないので逆にレアなのではとか思いながら観光していました。
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外側からは、大聖堂が修理中ということでクレーンが取り囲み、その周辺は工事用のフェンスで囲まれていました。
その工事用フェンスにはノートルダム大聖堂が火事を起こしてから復旧までの歴史、ノートルダム大聖堂自身の歴史なども飾ってあって、これも今しか見れないということもありじっくりと読みながら歩いていきました。
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ノートルダム大聖堂は外側だけ見て、私たちはそのまま歩いて帰宅することにしました。

帰宅への道のり

シテ島から民宿までは、散歩や観光がてら歩いて帰ることにしました。歩いて帰る途中にあったイベントや面白かったものなどを書いていきます。

トイレ

しばらく歩いていたので用を足したくなってきたのですが、ここは外国、アメリカの時にも学んだのですが公衆トイレなんてあるわけがありません。
しかしフランスには公衆トイレがありました。町の中に突然現れる真っ白いポッド状のオブジェクトがあったのですが、それがトイレでした。
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やはり公衆トイレは数が少ないのか、結構な人が列を作っていたのですが、ほかのみんなが観光している間にトイレの列に並んでいました。
しかし回転率が非常に悪く、一人30秒ぐらいで出てきたと思ったらその後5分ほど外で待たされてというのをくりかえしていました。一人6分ぐらいかかっていました。
その理由は入ってみるとわかりました。中がとてもきれいで、メッセージには毎回掃除していますと書いていました。下が金網状になっているのを見ると
おそらく水を流してトイレ全体を流しているのではと思いました。それは毎回トイレ全体掃除していたら遅いわ。

パリ市庁舎

シテ島から北に向かって歩いていると突如として広場の奥に巨大な建造物が見えてきました。時計とかのデザインがかっこいい古風な建物で、中を探検してみたいなとか思いました。
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後から調べて知ったのですが、ここがパリ市の庁舎らしく、いいところで働いてるなと思いました。そんな中でメリーゴーランドが広場に置いてありました。なぜ?
すごく古風なメリーゴーランドだったのですが、やはりあると乗ってしまいたくなるのが旅行のノリ。AHとSKが乗ることになりました。
その時にちょっとびっくりさせようと乗っている間に他の4人で隠れたり(結局すぐばれちゃったのですが)、なぜかチケットを買った後にAHがチケットを見せろと言われていたり(なんだかんだでうやむやにできたらしいですが)と、思い出作りにはちょうど良かった感じがあります。

街歩き

街を歩いているといろいろなアートやオブジェクトなどがあり、それなりに芸術なんだろうなというのはわかるのですが
よくわからないものも結構ありました。あれって何だろうねとか話しながら色々遊んだりしていたのですが、結局よくわからないものが多かったように思えます。
まあ芸術というのは価値がある人にしかわからないということなんですかね?
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帽子屋さん

歩いていく途中でいろいろな店が立ち並んでいたので、適当に中に入ってみてみたりしていました。
何か服や身に着けるものを買いたくてみんなで帽子屋に行きました。帽子屋ではフランスっぽいベレー帽や大人っぽい帽子など
色々な種類があり、見ていると店主と思わしき人がこの帽子が似合っているんじゃないかとかぶせてくれたりしました。
結局その店主にのせられてみんなが帽子を買っていました。

スーパー

海外に来たら一度は訪れたいスーパーですが、今回ももちろん初日に行きました。
やはり海外のスーパーは日本のものとは打って変わって面白いものがたくさん売っていますね。フランスではワインの品ぞろえがめちゃくちゃ豊富で、おつまみも日本のものでは見られない珍味的なものがたくさん売られていました。
とりあえず必要な水と、宅飲み用のワイン、おつまみを買いました。あとは民宿に無くお土産にもなりそうなシャンプーとかも籠に入れました。
私は個人的な興味でフォアグラを買いました。こんな高級食材がスーパーで安値で買えるのは流石現地ならではという感じです。
そしてお会計を済ませて、外に出ると何やら店内で怪しい動きをしている奴がいたとSYから話がありました。なんでも目の前で堂々と商品をカバンに入れて店を出て行った奴がいるとのことでした。
やっぱり治安悪すぎでは…。まあ今回の場合は変なことしてやぶへびしない方が良かったので関与しないのがいい判断だったとは言えるのですが、それでも犯罪ですからね。
悪いことをする奴はすぐに逮捕される日本の治安に感謝ですね。

いったん帰宅、夜道へ

そんなこんなで一度帰宅しました。みんな旅の荷物を整理して部屋の中を再び念入りに探索し、そして
次に晩御飯を食べに行きました。晩御飯の場所は歩いて10分ほどだったので、夜のパリの街を歩いていくことにしました。
パリの街は昼間の明るさとは打って変わって、夜は街灯が怪しく光って周囲の道を照らす如何にも何かありそうという町になっていました。
まあそんなことも気にせずどんどんと街を進んでいきました。途中にあるサンドニ門がライトアップされていて、昼間見たものとはまた違った芸術作品のようにも見えました。
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レストラン

レストランに到着すると、そこでは結構な列ができていました。KK曰く前回も来たお勧めの店だそうです。
その列に並ぶと、人数を聞かれて6人と答えると、なぜか先の方に優先的に案内されて他のお客さんより早く入れました。結局あれはなんでだったんだろう?ちょうど席が空いたからかな?
店内は2階建てで、すべてのテーブルに人が座っていてウエイターさんがせわしなく歩き回っている、そんなとても繁盛しているように見えました。
私たちは2Fの席に着くと、まず調子のよいウエイターのお兄さんがメニューとワインをどうするか聞いてきました。毎回思うけどいきなりだな。
そこで私たちは前回KKが頼んで美味しかったという一押しのサングリアと、適当にワインを注文しました。するとウエイターさんは頼んだメニューをテーブルクロスに書き始めました。
この頼んだメニューをその場でクロスに書いて去っていくのめちゃくちゃおしゃれじゃないですか?
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頼んだ後、店の中を見ていると至る所からいいにおいがしてきて早く来ないかなぁと楽しみに待ちながらみんなで今日起こったことや明日の予定について談笑していました。
するとウエイターさんが大きなガラスのピッチャーに入ったをサングリアを持ってきました。
ピッチャーの中にはレモンなどのフルーツが入っていて、見た目からおいしそうだったのですが、飲んでみるとあっさりとしたのどごしにほのかなフルーツの甘みと酸味が詰まっていて美味しかったです。
これはサングリア飲むためだけに店に来るのもあり得るわと思いました。
その後みんなで話し合ってみんなで被らないように食事を頼むようにしました。こういう外国の料理のガチャは値段とかすかに読める英語だけで決めるしかなくてドキドキですね。
まあKK曰くフランスのレストランで外れはあんまりないとのことだったので、とりあえず各々が思うおいしそうなものを頼みました。
この時に値段が高ければおいしいだろうと思っていたのか高いメニューを選んでいたのがAH、この選択が後ほど悲劇を生むとは誰も思っていなかったのです。
まず最初に来たのは前菜として頼んでいたムール貝。中をくりぬいて食べると味噌の苦みと肉厚な味が口いっぱいに広がり、ワインともとても会う美味しい味になっていました。
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前菜で満足したところにいよいよ本番のメニューが届くのでした。

私が頼んだのはシュークルート(さっき調べました)と呼ばれるものらしく、頼んだ時にほのかな酸味がしていました。もうすでに嫌な予感が…
一口食べてみるとなんか腐ったキャベツを食べているような、そんな雰囲気がして個人的には嫌いな味でした(怒)。いくらフランスと言えどこんなもの食えるかと、それぐらいの勢いでした。付け合わせのじゃがいもやウインナーはジューシーで美味しかったのですが、メインのキャベツが頑張らないと食べられなさそうだったのでどうしようと思っていました。
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そんな中で苦しんでいたやつがもう1人…先ほど一番高いメニューを注文した、AHでした。奴は高いもの=美味しいものという認識だったので、高い値段がついてある、calc headsという単語が入ってる品を注文しました。そして私は知っていました。ヨーロッパの地域では子牛の脳が高級食材であることを…

さて、AHの前に到着したのは、それはそれは大きな白い塊でした。そうです。予想通り、子牛の脳でした。
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とりあえずその塊を口に運んだ時の彼の一言は「不味い」でした。そしてみんなで回しつつ興味本意で一口ずつ食べていきました。私も食べたのですが、油の塊を食べているような感じでした。ただ私は思いました。キャベツより食べれると。
そしてAHと交渉を行い、お互いにまだ食べれそうだからという理由で料理を交換することにしました。
で、私は交換したものを食べ始めたのですが、まあ本当に油の塊をずっと食べているという感覚で、高級料理とはとても思えないなとか思いながら食べていました。酸っぱいキャベツよりはましだけど。
他の人は美味しそうな料理食べてていいなぁとか、フォアグラをちょっと分けてもらったのですがめちゃくちゃ美味しいじゃんとか思いながら油の塊を口に運びました。結局味が濃すぎたので、酸っぱいキャベツとかとあわせてなんとか完食をしたものの、もう食べなくて良いかなという気持ちでした。

メインを食べ終わったら、次はデザートです。私はとりあえずなにもわからないので適当な奴を選びました。次こそ当たりが来ますようにと。一方AHはというと、懲りずにまた一番高い奴を頼んでいました。何も学んでいないじゃないか。
そして私の前に届いたのは、普通のバニラがほんのり香るアイスでした。勝ったわこれは。さて、高いものを頼んだAHはというと、クリームが乗った美味しそうなシュークリームのようなものが届いていました。めっちゃ美味しそうじゃないか!これにはAHもにっこりです。そして一口食べ始めて、美味しそうに大当たりじゃんと喜んでいました。みんなもそれぞれ一口ずつ食べたのですが、ここでSKが衝撃の一言を言いました「AH、それ俺のと間違えてない?」え?
そうです、実際に何が書いてあったのか良くわからないし、高いものを注文していて適当に受け取っていたということがあり、AHは自分が頼んだものを把握していなかったのです。
何よりSKが頼んだものは、「chocolate」という単語が入っていたため、念のため一口食べて自分が頼んだものはこれではないということに気が付いたそうです。
自分の頼んだ正しいデザートを受け取ったAHとSKは、それぞれ自分のものを食べ始めました。そしてAHの目の前にあるのはアルコール入りのアイス。私も一口食べさせてもらったのですがなんというか下がしびれるような味がしました。それを食べているときのAHの表情がまあ面白かったです。
そうして、最後においしいサングリアを飲んで我々はレストランを後にしました。

ちなみに今回行ったレストランはこちら。混むので早めの時間帯に行くことをお勧めします。
goo.gl

夜の凱旋門

その後、我々はまだまだ観光したい組と、疲れたから家に帰りたい組に分かれました。私はSY、SK、TTとともに夜の凱旋門を登りたいという希望があり観光組として夜の凱旋門に行きました。
KK、AHは今日は疲れたとのことでそのまま民宿に帰宅したそうです。
私たちは再び凱旋門近くに降り立ちました。
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人通りもそこまで多くなく、少し怖いイメージでしたが怖がっていては観光はできないのでとりあえず地下のチケット売り場に行きました。
入場時間は20時まででしたが、19時30分という結構ぎりぎりに入場することになりました。そして再び地上に出て、受付をやめて片づけようとしていた受付の人にチケットを見せて入場しました。
そして私たちを待ち受けていたのは、上が見えないほどの螺旋階段。察しはついていたのですが、凱旋門を上る方法は徒歩で螺旋階段を歩いていくことでした。
今までの観光で結構歩いていましたが、疲れよりもテンションの方が勝っていてとりあえず螺旋階段を駆け上がりました。そして大広間につきました。おそらく門の柱と柱の間の部分です。
ここでは謎のオブジェや、真下にある遺跡を真上から見ることができました。赤い炎が上から見て揺らめいていました。
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さて、最後の階段を上るといよいよ凱旋門の頂上です。そこから見る景色は、とても美しいものでした。凱旋門を中心として8方向に道路が伸びているという構造上、どの方向を見ても光の道ができているようでした。
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夜のパリの街を上から一望できるのはこの時間帯に上るしかなく、光もキラキラときらめいていて美しかったです。エッフェル塔から出ている光がまたパリ感を漂わせていました。
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とりあえず凱旋門の上からあらゆる方向のパリを楽しんだ後、再び広間へ降り立ちました。そこで記念ショップのようなものがあったので入ろうとしました。ここでもまだ閉店時間まで30分ほどあるのにすでに店を閉めようとしていて、もう閉めるのかと聞くと10分だけ待ってやるとのことで店の中に入ることができました。ここでしか買えないような記念品もあるため、入店するのをお勧めしておきます。
最後に待ち受けているのは上った後と言えば降りることです。下りの階段が我々を待ち受けていました。と言ってもそこまで疲れもなくそのまま階段を下って凱旋門の外へ出ました。後ろを振り返ると先ほどまであそこの上に上っていたのかと思うぐらい巨大な門がそこにはありました。
無事に観光もできたので、帰りのUberを呼んで待っていました。そこに前からやってきたのは機関銃を持った軍人のような恰好をした人でした。少しこの時は背筋がシャキッとしたような感覚でした。まあただの見回りだったようですが。
夜に機関銃を持って見回りをする警官がいるということで、この町の治安の悪さがうかがえますね。
Uberが到着し、我々は無事に民宿へたどり着くことができました。

そして民宿へ

帰宅したのはおそらく21時ぐらいだったと思います。そのころにはAHとKKはすでに風呂に入ってワインの瓶も少し開けていたようで寝る準備万端でした。早いよ。
我々は帰宅して今日のお土産の片づけと明日の準備、またお風呂タイムにすることにしました。
私はまだ元気が余っていたので最後の方でいいと言い、お風呂が2つあったので先にSKとTTに入ってもらいました。その時私はワインを飲みながらスーパーで買ったおつまみを食べていたと思います。
普通にスーパーで買ったワインとおつまみがびっくりするぐらい美味しいのもフランスのいいところですね。基本的に何を食べてもおいしい!
TTが風呂から出たので、私が入れ替わりで入ることにしました。そこでまたしても事件が起きるのです。

シャワー事件

最初はシャワーを浴びながら、シャンプーをしていたのですが、先ほどまで出ていたお湯がだんだんと冷たくなってゆき、ついには水しか出なくなってしまったのです。
よくあるタイプのしばらくしたら再びお湯が出るようになる奴かなと思い、蛇口から水を出し続けていたのですが、一向にお湯が出る気配はなく、私はたぶんこれはダメな奴だなと思いました。
疲れ切った体に2月の気温、そしてシャワーから流れ出る水。もちろん寒かったです。しかしどうしようもないので、とりあえず無理やりですが私は水でシャンプーと体洗いを済ませました。
そして最後に入るSYに対して、水しか出なかったから他のシャワー室使った方が良いとアドバイスをしました。しかし、ここでも事件が。
別のシャワー室でも水しか出ないようになっていたのです。それを知った私たちは、とりあえずお湯を沸かしてそれを持っていくことで対処することにしました。
まあ民宿でよかったというか悪かったというか。というかお風呂が終わった後に話し合ったのですが、おそらく1日に使えるお湯の量が決まっていて、前半組が使い切ってしまったので私たちが入るころには水になっていたのだなという結論を出しました。まあそうとしか考えられないというか。
そして明日お湯が出るのかどうかわからないけど、待ってみるしかないということでひとまず今日は寝ようということになりました。

こんなに内容は濃いのですが、まだまだ旅は1日目。明日も色々観光するところがあるので、とりあえずさっさと就寝することにしました。

次回

次に降り立ったところは…墓場でした。そこでは多数の骸骨たちが私たちを出迎えてくれました。
脱出した後に向かったのは、パリ全体を一望できる丘でした。
次回「地下から丘の上まで」
お楽しみに!

次回の記事はこちら
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