海外旅行 in France ~2日目 後半~

ここまで来てやっと半分!2日目後半です。
前回はこちら
shussy8.hatenablog.com

モンマントルの街巡り

私たちは店を出て、とりあえずモンマントルの街へと繰り出しました。
とりあえず坂や階段を上って広場があるところへ行きました。

モンマントル丘の上

階段を上り終えた時に時に全面に広がっていたのは、ショッピング街と芸術家たちが絵をかいてその場で売っているフリーマーケットのような広場でした。
絵を描いている人たちはみんな油絵のようなものを描いていて、単純なデザインや人の絵のデッサンなど、様々なものを書いていて、まさに芸術の街という感じでした。
私の想像していたパリはこんな感じだなぁと思っていた場所がちょうどそこにあったのでとてもテンションが上がったように思えます。
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広場での買い物

とりあえず広場を通り過ぎるとそこは結構な人が行きかうショッピング街となっていました。
パリでしか買えないようなチョコレートやワインの販売など、パリの物産展を集合させたような作りになっていて、色々な店に入りました。
確か私はそこでチョコレートをお土産に買ったように思います。試食もさせてくれるようなところだったのですが、パリのチョコレートは日本のようにただただ甘いだけではなくてほんのりとした絶妙な甘さに仕上がっている感じがしました。とても美味しかったです。
そんな感じでショッピングをしていると、毎回恒例トイレ問題が出てきました。先ほどワインを飲んでいるということもあり、数名がトイレに行きたくなってきたのですがここは外国、貸してくれるトイレなんてあるはずがありません。
というわけで時間も次の予定がありましたし、一度広いところに戻って帰宅することにしました。

一度帰宅

一度帰宅して私たちは買い物したものを整理し、次の場所へ行く準備をしていました。
次の場所はドレスコードが大切だという話だったので、それぞれ思い思いのしっかりとしたファッションをしていくことになりました。
まあ私はこのために歩きやすいタイプの革靴を履いていっていたのですが、それにTシャツとスーツで行くことにしていました。
そして時間になったので次の場所に行くことにしました。

クレイジーホース

日も傾いて辺りも暗くなってきたころ、我々はしっかりとドレスコードをしてあるところを訪れていました。
その場所はクレイジーホース、俗にいう「キャバレー」というやつですね。なぜキャバレーに行くことになったからというとキャバレーもパリでは重要な芸術の一つだからせっかくなので見たいという話が上がったからということにしておきます。

今回訪れた場所はこちら
goo.gl

店の前

店の前につくとそこにはいろいろな色のネオンが光り輝く如何にもなお店が立っていました。
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私たちが付いたのは開場より少し早めだったので店の前で待つことにしましたが、周りに集まっている人はそこまでしっかりとしたドレスコードはしていないものの結構なかっこいい格好をしていて、私たちが色々な意味でちょっと浮いている気もしました。あとは本当にお金持ちの道楽的なところがあるのだなと周りの人たちの服装を見て思ったりもしました。

店内

個人的にはこういうお店には入ったことがないので少し緊張していましたが、レッドカーペットが敷かれている扉をくぐると広めの空間が広がっていました。
中は薄暗くて如何にもという雰囲気が漂っていました。周りにいる人たち共にしばらく待っているといよいよさらに奥に入ることになりました。
途中で荷物や上着を預けるところがあったりと、本当にただのショーを見に行くような感覚で実際の会場まで案内されたのですが、途中途中に雰囲気を醸し出すようなものがあったりと空間自体がなんというかある種の狂気すら感じるような空間でした。

ショー開始まで

我々が座席に案内されたのですが、結構な広さの真っ赤なソファーに案内されました。ソファーの座り心地もふかふかでとてもよく、ショーを見るのには最適でした。
空間自体はほのかに暗い空間に正面のステージの様々な色で彩られたモニターの明かりがとても目立つという感じでした。またしばらく談笑していると前に大きなガラスでできた氷バケツに入れられたシャンパーニュが運ばれてきました。
ショーを見ながらのシャンパンを飲めるという今考えてもとても贅沢な経験だなと思います。
またシャンパーニュを飲みながらみんなで写真撮影をしていると、フロントの人が一席ずつ写真を撮っていて、私たちの席でも写真を撮ってくれました。その後記念にどうですかと営業をかけてきたので流石だなと思いました。
ショーが始まる前に一度トイレに行ったのですが、トイレの形状も独特な形をしていたので個人的には面白かったです。
そんないろいろなことがあったのち、いよいよショーが開始するブザーが鳴り響き、ステージの幕が開くのでした。

ショー開始

ショーが始まると一番最初は前座の男の人がマジックとお笑いを足した感じのことをやっていました。格好は清掃員で、ステージの清掃をしている途中に幕が開いちゃったという設定だったと思います。
マジックだけ見てもとてもすごかったのですがその笑いを取るときの絶妙な間とかが面白くて、まだショーが始まっていないのに会場は盛り上がっていました。みんなの拍手などの盛り上がりは実はここが一番大きかったのではとすら思います。
そして前座の人がステージの裏に戻ると、いよいよショーが始まりました。

ショーでは、女性の人たちが色々な感じでショーをしていたのですが、本当に私が驚いたのはすごく芸術作品として仕上がっているというところでした。
それぞれステージに立っている人がきれいなシンクロをしていたり、一人一人が美しい肉体といい雰囲気の音楽にのって洗練された動きをしていて、芸術としてしか見れなくなっていました。
私は始まる前はどんなショーなのだろうとか、どんな芸?というか演技をするのだろうとか思っていたのですが、実際に見てみると芸術作品としてとても面白かったです。
始まってみるとショーが終わるのも一瞬だったような気もして、とても濃厚な時間でした。

ショー後

盛大な拍手が起こった後ショーが閉幕し、その後はショップがオープンしたり退場の案内が出たりと、本当に終わったんだぁという感慨にふけっていました。
私たちもショップを覗いてみたりして店から出ました。そして家に帰るのでした。
家に帰る途中の話し合いの中で、本当に芸術だったねという話と、KKは以前にも来たことがあるそうですが、その時は白人しかいなかったが、今回は黒人なども半々だったのでやっぱりこういうところにも国際色が出てきているんだぁという感想を言っていました。


帰宅

帰宅すると、とりあえず夜ご飯を食べようということで近所のスーパーに行って夜ご飯を購入しました。そしてみんなそれぞれ片付けやお風呂に入る準備をしていました。
昨日水しか出ないという事件もあったので、お風呂に入るときはできるだけ節水してくれとお願いをして、私はちょっと外のパリも散歩してみたい感じでした。
私たちが民宿を借りていたサンドニ通りはそこそこ治安が悪いと前調べで分かっていて、ちょっと怖かったのですが、色々な店もあるので行ってみたいねと思い周りのメンバーも行ってみたいという声が上がったので私とTT、AH、SKの4人で夜のサンドニ通りに出かけることにしました。

夜のサンドニ通り

夜のサンドニ通りですが、辺りは暗く、何やら危ないことが起きそうな雰囲気でした。
とりあえず民宿の周りをウロチョロしていましたが、夜のパリはよく見てみると人通りも少なく、やっぱり少し治安悪いのかなと思いました。人が少なくなるとやはり道行く人も怪しく見えてきます。
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私たちは裏通りに入って、昼間には入れないような怪しい店に入ってみました。店内にはいかがわしいグッズなどが置いてあり、なんというかこういう店もやっぱりあるんだなぁとおもいました。まあ夜にならないとこういったところには入れないので体験としては面白かったのですが。しかしここは外国、怪しい人がたくさんいます。私は通路を通ってきているときから後ろから何やらつけてきている人がいることに気づいていました。
私たちが入った店と同じ店に入ってきたので、怪しさがさらに上がったのでとりあえずある程度見終わったら店を出ようと話をしました。
この時の後ろの人が偶然だったのかそれとも本当に危ない人だったのかはわかりませんが、まあ自分の身を守るのに越したことはないと思います。普通に偶然だったらごめんなさい。

店を出て、夜の街の散歩を続行しましたが、夜の暗いパリの裏通りをのんびり散歩して、色々な店があるなぁとかこんなところに面白そうな店があるとか色々話しながら歩みを勧めました。
最後には大通りに出たのでそのまま民宿に戻りました。
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再び帰宅、就寝

家に帰宅すると、すでにKKとSYがシャワーを浴び終わっていて、のんびりとワイン片手に夜ご飯を食べていました。
なので取り合えず私もワインや夜ご飯のサンドイッチをいただいたり、昨日とは違ってしっかりとお湯がでるシャワーを浴びたりしました。
そしてみんなでもう半分終わったのかぁという話をしながら謎のデザートを食べ、次の日は朝が結構早いのでそのまま就寝しました。

次回

ランスへの旅も折り返し地点を過ぎ、物語は佳境へと向かう。
我々が次に訪れたのはとても巨大なお城だった。
次回「ヴェルサイユと焦げたパン」
お楽しみに!

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