海外旅行 in France ~後日談~

旅の終わりの後に色々と語りたい回です。
前回はこちら
shussy8.hatenablog.com


導入

何とか今回も書き終わりました。いや本当に毎回旅行に行くたびにすぐに書いた方が良いのはわかっているのですがどうしても筆が乗らないというかなんというか、行動が遅いんですよね。
今回の旅行は3泊4日(実際は移動時間込みで5日)の旅行となりました。今思い返しても一瞬ですね。
本記事ではこの旅行の感想とか、後日談とか、色々書いてみたいただの自己満足回(今までもそうだったかも…)です。おそらく字ばっかりになると思います。

今回の旅行の感想

というわけで1年越しですが今回の旅行の感想を書いてみたいと思います。

コロナについて

いや本当こいつのおかげですべてが狂わされそうだった。クソクソクソクソ。ホンマクソ。現在進行形でクソ。
確かコロナが騒ぎになりだしたのが2019年の12月ごろだったかな?そこからだんだんと広まってゆき、私たちにも結構な影響を与えました。
この旅行でいえば飛行機が一時期キャンセルになっていけなくなりそうになったということでしょうか。あの時は本当にひやひやしましたね。
最終的に6人で無事にフランスでの旅行を楽しめて本当に良かったです。
現地フランスに到着したときには、アジアの人だからという理由で何か事件とか事故のようなものがあるのではと怖かったのですが、そういったことはなく現地の人は優しく受け入れてくれたように思います。
いや、どちらかというと店員さんは優しいけど、アジア人だからということはなくおそらくそのままの接客だったのでしょうか。治安的にもそのままを体験してきたと思います。
まあ当時のフランスでもマスクを着けている人は全く居なく、私たちもマスクを一日も付けることなく観光を楽しんでいました。
フランスから日本のニュースをたまにチェックしていたのですが、日本の方が当時は流行が激しくて毎日騒いでいましたね。当時は帰れるのかなとかも一瞬考えていました。無事に帰りついた時にはほっとしていました。
そして、私たちが帰ってきた次の週当たりにフランスでの流行が爆発してロックダウンなどが発生していました。
今思い返しても本当にギリギリの旅行だったんだなと思います。もしかすると人生最後の海外旅行なのかもしれないですね。

パリという土地について

パリは行く前はそれこそ何かキラキラしているイメージだったのですが、実際に行ってみると華やかな部分とヤバい部分がはっきりと分かれているような感じだったと個人的に思います。
華やかな部分としては観光名所やレストラン内部などは非常にきれいに整備されていて、とてもその空間に没頭できるように作られていましたね。また、色々な国からの観光客も多いのかそれぞれの国に対する案内もしっかりとあって、日本語での案内も多かったです。
闇の部分としては、本当に治安が悪いところは悪い!私は以前アメリカにも行ったのですけどアメリカよりも治安の悪さを目の当たりにした感じがありましたね。目の前でペンで刺されたり、財布を盗まれそうになっていたりと。アメリカでは自分たちの不注意は結構あったのですが、今回は色々と絡まれることが多いたびになったように思います。
いいところとしては以下のような感じですね。

  • 飯がおいしい

いや本当にご飯がおいしかった!レストランのランダムガチャはさておき、パン屋さんに並んでるものはどれを食べてもおいしかったです!特に忘れられないのは泊まっていたところの近くにあったパン屋で買ったエクレア、今でももう一回食べたいぐらい美味しかったです。あとそのあたりで適当に買ったものも本当に美味しいです。ただのパン屋さんのパンですらおいしいのに、そのあたりのスーパーで買ったワインがまたおいしい。もう何が不味いのかというぐらい美食にあふれていました。アメリカとは違ってごはんがそれぞれ繊細な味の組み立てがされているようで美味しいご飯が食べたいのであればパリはお勧めです。

  • 観光名所だらけ

本当に芸術の街というだけあって、美術館や観光名所が非常に多いです。1週間居ても飽きは来ないんじゃないかなぁと思います。なにせ一つ一つの観光名所が大きいので、そこだけで1日つぶせそうなので、しばらくいてもおそらく飽きないのではと思います。観光名所だけでなく、ただ街をぶらつくだけでも日本の日常では決して見れないような風景や芸術作品が街のいたるところにあるので、のんびりおさんぽもいいと思います。

逆に良くなかったところはこんな感じですかね。

  • 治安

いや本当に治安が悪かった。個人的にはペンで刺されたのと集団で押し寄せてきたのと、スリを目の当たりにしたのと、まあ色々ありますが治安が悪いところは本当に悪いというイメージが非常に強くなりました。
やはり明るい観光客が多く集まってくるところにはこういった輩も集まってくるのかもしれませんが本当に身の危険を感じることが多かったです。
安心できるところは安心なのですが、地下鉄のホームや路地裏、夜の町など危ないところは本当に命が惜しければ行くべきではないところも多くあるので、そういう意味では本当に下調べが重要だなぁと思います。

  • 時間があまりにも短かったこと

これは悪いところというかまあ仕方のないことなんですが、本当に時間が無かった。弾丸ツアーになってしまっていた感じですね。
パリの中ではめぐるところや観光名所がたくさんあり、その一つ一つが1日欲しいぐらい巡れてしまうので、今回の旅も本当に時間が無かったように思えます。
なんかもう少し時間に余裕があれば一つ一つの観光名所をゆっくり巡ったり、のんびりおさんぽする時間が取れたのかもしれませんがまあ仕方ないですね。また次回行くときの楽しみができたという風にも解釈ができると思います。

海外旅行という体験

海外旅行。一度行ってみてもいいと思います。
私は今回のフランスで2回目だったのですが、行くたびに自分の固定概念というか価値観が崩れていくのを実感できます。テレビの中でしか見たことないスリの手口や軍の人が銃を持って普通に街を歩いている姿、地下のたまり場にいるヤバそうなやつやホームレスの乞食など、そういった日本では絶対に味わえないと思えることがそこでは平然と起きています。いや、それがむしろその土地の人たちにとっての日常なんだと思います。こういったヤバい体験や逆に世界的に有名なところに自分の足で赴き、何かを感じるというのも海外旅行でしか味わえない醍醐味です。
なので皆さんも興味があるのであれば、こういう世界に飛び込んでみてもいいのではと思います。あ、くれぐれも自分の命だけは最優先でお願いします。
ちなみになのですが、今回の旅行の予算も大体20万ぐらいだったかな?と思います。これぐらいあれば十分楽しめますよ。

実はタイミング的に色々ヤバかった話

今回の旅行は時間的にいろんな意味でギリギリだったんだなぁと思います。
まずはコロナ。先ほども書きましたが、私たちが帰国した1週間後ぐらいにはフランスはルーブルをはじめとする観光名所が公開停止、そしてそのまま感染爆発を起こしロックダウンするということになっていました。本当にギリギリだったんだぁと思います。下手したらそのまま帰ってこれなかったかも…
また、それとは別に私たちが1日目に行ったエッフェル塔の近くの広場で観光客の殺人事件が起きたりもしています。その写真を見ると私も見たことある光景だったので正直血の気が引きましたね。あと一週間ずれていたら本当にヤバかったんだなぁと思います。本当にラッキーでした。死ななくてよかった。

よかった観光名所best3

ここでは個人的に良かった観光名所best3を決めてみたいと思います。正直決めきれないのですが…

2日目に行った人骨で作った洞窟ですね。なんというか人骨すら芸術にしてしまうのは流石だと思います。涼しいですし、普段のフランスとはまた違った体験ができるのでお勧めです。

1日目の夜に訪れたところです。シャンゼリゼ通りの街路灯や車の光がきらめくのを上から眺めるのは絶景です。行くときは気を付けてくださいね。

個人的には一番良かったと思います。日本では絶対に味わえないあの空間やきらびやかな雰囲気。博物館とか動物園のようなものなら日本でもギリギリ味わえそうなのですが、当時の建物そのままというのはここでしか味わえないのではないでしょうか。もっと隅から隅まで探検してみたいなぁと思います。

よかったお土産

最後に個人的に良かったお土産を書いておきます。もし行く人がいれば参考にでも

  • ワイン

フランスのワインはそのあたりのスーパーで売っている物ですら非常に安くておいしいので、適当に2,3本買って帰ることをお勧めします。今の法律だと900ml以内3本まではokらしいです。実際私もまだ1本寝かしてあります。いつ飲もうか楽しみです。

  • フォアグラ缶

あのフォアグラがたっぷりと詰まった缶詰です。日本だと口にするのも難しそうですが、現地だと安いもので1缶1000円ほどで買えてしまいます。そしてあの味をいつでも食べられるとなるととりあえず1缶ぐらい買っておいていいと思います。

  • 石鹸

これは誰か向けのお土産としてはとても適していると思います。まず紙に包まれている状態ですでにとてもいいにおいがしてくるので、アロマとしても使えそうです。いや本当にいいにおいがします。3個入りとかセットで買って、お土産として渡せば喜ばれること間違いなしです。

  • 衣服など普段身に着けるもの

服は本当に買ってよかったと思います。普段から身に着けるものってやっぱり愛着がわきますし、ちょっと周りの自慢にもなります。服もブランド物でも上質なものが安いですし、買っておいて損はないと思います。個人的には時計もお気に入りです。毎日つけています。

メンバーの感想

ここでは今回一緒に旅行に行ってくれたメンバーの感想も一緒にのせてみたいと思います。

  • KK

「泊まったアパート」
旅行中ずっとお世話になりました。
ご飯食べた後もみんなでダラダラ過ごせるのはホテルにない良さだなと思います。
サクレクール寺院ヴァンショー」
漫画の影響でずっと興味あったヴァンショーを飲めて満足。
モンマルトルから眺めるパリの街並みも美しく、ずっとここに居たいと思った。
「ジプシー襲来」
↑の直後に発生したゴミイベ。一刻も早く帰国したいと思った。

アパートに関しては本当に良かったですね。適度に広くて騒いでも大丈夫そうですし、何より自由度が本当に高かったです。彼も書いてある通り、ホテルを使わず今回は民宿を使用しました。はじめは治安的な問題とか、サポート的な問題とかで怖かったのですが、今思い返すと民宿でよかったなぁと思います。あのだらだらできる感じが良かった。
サクレクール寺院はKKの提案で観光したのですが、これぞパリという感じがしてよかったですね。広い広場に画家が色々油絵を描いている感じが芸術の街という感じを一層醸し出していました。
この提案が無かったら観光名所を巡って終わっていた可能性もあるので、こういうきれいな街並みを探検できたという経験をさせていただいたKKに感謝です。
ジプシーは…まあね…

  • AH

・集団アンケートおばさんvs主にSK?
・地下鉄のスリ(個人的)
・キャロル
・フォアグラうめぇ

集団アンケートに関してはまたSKさんの時に書きます。
地下鉄のスリは私はただ傍観していたのですが、食らった本人からするとたまったもんじゃないと思いますね。本当に怖かったと思います。見てるこっちも怖かったですもん。前向きにとらえればいい経験になったと…。
キャロルは初日に謎の日本語で書かれた紙を見つけてから、ずっと誰かが「クリスマスキャロルの頃には」という歌を歌ったり民宿で流したり続けていたおかげで、今回の旅のテーマソング的になりましたね。いや本当に謎なんですが誰が何の目的で書いたんでしょうねあれ。
フォアグラは本当に美味しかった!私も一口二口ぐらい分けてもらったのですが、人生で初めて食べるフォアグラのあの濃厚でクリーミーな味!本当に美味しいです。パンにつければ無限に食べれそうなぐらい美味しかったですね。もう一回食べたいなぁ。

  • SK

ボールペンパクられた

これはあれですね。1日目にエッフェル塔の周辺でアンケートと称した何かを仕掛けてくるおばさんたちに色々やられた件ですね。
主に被害者がSKと私で、私は断り続けていたら赤色のペンで指をさされ、SKはあまりにもボールペン頂戴と言われ続けたせいで一本ボールペンをあげたという感じです。
まあ実害はこの2件だけだったのですが、それでも十分ヤバい事件でしたね。エッフェル塔のイメージが奴らのせいであまりよくないものになってしまったのも事実ですし。観光客めがけて突進してくるローブ姿のおばちゃんたちには気を付けようと思いましたね。

  • TT

総括
芸術の都パリの光と闇を体験できた旅だった。
身内に話したら、自分はもとよりメンバーと比べても、身内の対策は粗雑なものだったのに、そんなことされなかったってコメントをもらった。解せぬ。

体調不良者が出なかったこと。
(終盤自分の体調が若干怪しかったことを除けば、)一人も体調を崩さず帰国できたことは、まず喜ぶことかなと。

ゴミイベ多数
正直、反射的に抵抗してしまった時は刺されるかと思った。まあ、後で刺されたのは別の人なんですが。次会った時覚悟してろよ、あのアバズレ。

サングリア
正直舐めてた。めっちゃ美味しかった

全体的に時間が短え
多分、弾丸で行く国ではないなと思った。一つの施設に見所がたくさんあるので、次回はもう少し余裕を持った旅程で行きたい。

全体的に食費が高え
美味しいからいいけど。外貨で金銭感覚が鈍ってることも合わさって、一食にかかるお金がまあまあいく。

飛行機はケチらない
前回のアメリカ旅行の時はチャイナだったけど、今回のエールフランスはマジで快適だったし、何より民度が高かった。慣れない土地に行くので、体力と安全は金で確保するのが吉と再確認。中国のトランジットはもう二度とやりたくねえ。

民泊利用
かなりチャレンジだったけど、雑な飲み会とか、夜まで騒いでも何も言われない環境とか、一定量使ったら水が出るシャワーとかイベントに事欠かないから使ってよかったと思う。

TTが書いてくれたように、まあ良くも悪くも色々面白いイベントが起きる旅行でしたね。いやこのメンバーだと絶対何かしら起きるので飽きはないと思います。
体調不良者が出なかったことは、みんな平和に終わって?忘れているのかもしれませんが、本当に大切なことですね。喜ばしい。みんな胃は丈夫なんでしょうか(一人を除く)。命あっての物種なので、こうして生きて帰ってこれて日常を過ごせることは本当にいいことだと思います。
費用はかければかけるほどまあ旅行のクオリティ的には高くなるわけですが、そこはメンバーややりたいことと相談ですね。個人的には現地の美味しいものや体験ができるのであればそちらにお金をかけて、移動方法に関してはあまり気にしない感じがするのですが、そこは人によってこだわりが出てくるのだと思います。でもいろんな意味で今回は中国の空港は使いたくなかったです。
民泊は今回思い切ってチャレンジしてみて良かったと私も思います。いや本当にわいわいできるのが楽しいので心理的ハードルが許すならばお勧めできますね。

  • SY

観光地的には凱旋門インパクトあるし夜はライトアップされててよかった
物乞いがやっぱ印象深いなぁSKのペン事件とか、TTの財布に手を突っ込まれたのは普通にやべぇなここって思ったわ

凱旋門は個人的に私もよかったと思います。昼間は下から見て観光し、夜は頂上に上って夜景を眺めました。特に夜のてっぺんから見るフランスの夜景がキラキラときらめていていとても感動的だったのが印象深いですね。
後は物乞いは今回散々苦しめられましたね。おかげで旅の最後の方になるとそういった集団に近づくことすら嫌になりましたからね。

次に行きたいところ

次に行きたいところをなんとなく書いてみます。
フランスはまだまだ楽しめていないところもあるのでもう一度行ってみたいです。
フランス内部でいえば、パリ市内は結構楽しんだのでパリ市外に行ってみたいですね。コルマールという第2のヴェネチアと呼ばれている都市があるそうなのでそちらにも行ってみたいし、あとはモンサンミッシェルも訪れてみたいなぁと思います。パリ市内でも、今回完全には回り切れていない名所やルーブル美術館にはぜひとも再び足を運びたいです。
それ以外の国外となると、個人的にはスペインかイギリスに行ってみたいですね。またどんなたびになるのかはわかりませんが。

最後に

というわけでフランス旅行記でしたが皆さんいかがでしたでしょうか。まだまだ実は書ききれていないところや細かい描写などもあるのですがそれはまたやる気があれば書くのかもしれません。
次にまた海外旅行に行くことがあれば第3弾ができるのですが、果たしてそれはいつになるのやら…
色々旅行とかできにくいこのご時世ですが、まずは今回の騒動が収まるまでみんなで協力して頑張りましょう。
そして、再び今回のような旅行が何のしがらみもなく自由にできる世の中に再びなることをお祈りします。