海外旅行 in France ~4日目~

最後は一気に終わらせましょう!4日目です。
前回はこちら
shussy8.hatenablog.com


朝ごはん

朝起きるととりあえずKKとSYがすでに朝ごはんを食べていたので、残りの私たちも朝からまたパン屋さんに朝ごはんを食べに行くことにしました。
今回の朝ごはんは近くにある2つ目のパン屋さんに訪れてみました。そこでいつものようにクロワッサンとチョコレートのパンを頼みました。
この風景を見ながら散歩するのも最後かなぁと思いながら歩いていたのを覚えています。訪れたパン屋さんはこちら
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そして民宿に帰宅し、ささっと朝ごはんをいただきました。やはりどこのパン屋さんもパンがめちゃくちゃおいしいですね。
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その後、私とTTとSYでルーブル美術館に、それ以外の3人でワインを見に行くとのことで、別れて行動することにしました。

ルーブル美術館

入場まで

さて、別れて行動し始めて、ルーブル美術館に入りました。ルーブル美術館の正面ゲートは昨日も見たのですが、改めてみるとやはり大きくて歴史ある美術館を感じさせます。
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とりあえず美術館のゲートをくぐり、そのまま内部に入ると、かの有名なルーブルピラミッドが見えてきました。近くを通った時には何回か見れていたのですが、改めてみると
とてもきれいな建造物でした。そしてこれがルーブル美術館の入口になっているのはとてもおしゃれですね。
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月曜日の朝早くというのにすごく長い行列ができていて、制限時間が決まっている私たちとしては間に合うのかちょっとびくびくしながら待っていました。

ルーブル内部

それでも30分ほどで中に入れるようになりました。流石の回転率。
というわけでガラスのピラミッドの内部に入ると、そこは広い空間が広がっており、そこをエスカレーターで下っていきました。
中は巨大な空洞が広がっており、はじめはどこに行けばいいのかわかりませんでしたが、とりあえずチケットを買いに行きました。この時点で残り二時間半ほどだったので、音声ガイドも用意されていたのですがそれは使わず、自分の足で色々めぐることにしました。
制限時間も限られているので、ゆっくりと回る時間もなく、有名なところだけをかいつまんでみることにしました。

ここからは写真の中から思い出深いものだけをご紹介します。

モナリザ

やはりルーブル美術館と言えばレオナルドダヴィンチのモナリザでしょう。というわけで一番最初にみんなで見に行きました。
世界で最も見られている絵画ということもあり待ち行列もそれなりの長さでした。
見るとなにか起きるとか、目線がついてくるとか色々なうわさがありますが、実際に見てみると素朴な絵柄で書かれている美しい女性という感じでした。
この絵がどのような魅力があるのか正直言うと芸術の価値があまりわからないのでいまいちわかりませんでしたが、世界で一番有名な絵を見たという実績は解除できたかなと思います。
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サモトラケのニケ

私が結構楽しみにしていた芸術作品です。昔美術の授業で習ったのですが、その形といい、頭が取れているところと言い、美術の教科書で唯一覚えていた芸術作品かもしれません。
実際の配置場所は階段があるホールの中央に飾られていたのですが、その大きさや立派な造形にしばらく見とれていました。
ただ、いったい誰が何のために作った物なのかは覚えていません。
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ナポレオン三世の部屋

ナポレオン3世が住んでいた部屋というか宮殿を再現したり、当時使われていたものをそのまま飾ってあるスペースです。
ここではヴェルサイユ宮殿とはまた違って、さらに豪華絢爛にした内装やティアラなどが飾られており、その1品1品がとてもきれいでした。
時間の都合上、駆け巡ってじっくり見れなかったのですが、再び行くことがあればゆっくり見たいです。
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ハンムラビ法典

「目には目を歯には歯を」で有名なハンムラビ法典です。
実際に見てみると、裏面には字がびっしり書いて合って、有名なところ以外にも名言が含まれているのかなぁと思います。
ただ、ちょっと字が細かすぎてヒビのように見えて少し気持ち悪い感じがあるかも…。
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ルーブルの外へ

時間も少なくなってきたのでお土産を購入しようとおもい売店に行きました。
そこで、ついでなのでお札を使い切りたかったのですが、お札が大きいものしかなく少し困りました。
外国では治安の悪さからレジにお金を置いていることも少なく、大きい額のお札は持ち歩くのさえ嫌だと思われているので、こういったレジの売店でお金を崩すことが難しいのです。
しかし、どうしても使い切りたかったので使ってもいい?と聞くと、おつりが出ないようにしてくれるならいいよと言ってくれたので無事にお札も崩すことができました。ありがとうございます。

そして外へ出ようと思っていたのですが、さすがルーブル。なんというか本当に広すぎて出口がどこにあるのかがさっぱりでした。
先ほどまで美術館の中を駆け回っていたのですが、今度は出口を見つけるために色々なところを駆け巡っていました。
やっとのことで地下から出れそうなところがあり、地上に出たのですが、その途中で謎の黒人のお兄さんに「チケットを出せ」と言われたのでとりあえずその人にチケットを渡しました。
無事に合流できたのですが、一緒にいたSYやTTはそのようなチケットの回収はないと言っていて、おそらくそのチケットで再入場をしてスリを行うんじゃないかという話になりました。
悪気が無いとはいえ犯罪の片棒を担いだことに実質なってしまうのでここでもそのようなことがあるんだなぁと少しショックでした。やはり治安は思っているより悪いようです。

帰宅

一度下宿先へ戻ってきたのですが、別れて行動していた3人はまだ帰ってきていませんでした。それどころか音信不通状態になり心配していました。なぜなら部屋の鍵をその3人が持っていたので
早く帰ってきた私たちは家にも入れずそのあたりをうろうろするしかなかったのです。いや本当に不安でした。
そのあと連絡があり、道路が混んでいてちょっと遅れるという連絡が入った時には本当にほっとしました。そしてその足で帰ってくるまでの間パン屋さんに行って最後におやつを食べることにしました。
燻製されたサーモンが挟まったパンだったのですが、やはり何を買ってもおいしいですね。

そして無事にわかれて行動していた3人も帰ってきて、急いで荷支度を始めました。この時すでにチェックアウトの時間は過ぎていて、さっさと明け渡しをする必要があったからです。
そんな感じで居ると、家の玄関の扉が開錠され突然開き、謎の人が入ってきました。はじめは本当に不審者が入ってきたのかと思いましたが、どうやら部屋掃除をしに来たようで、
さっさと出て行けと言わんばかりの視線をこちらの方に向けていました。いや本当に怖かった。

というわけでさっさと準備をして私たちは家の外へ出ました。この時鍵をその人に渡してきたのですが本当に良かったのだろうか…

露頭からの日本の店へ

さて、そんな感じで今まで過ごしていた家を追い出された私たちですが、とりあえず荷物を預けれる店を探していました。
そして見つけたのが、どうやら日本人向けに荷物の預け入れサービスを行っているところがあるらしく、荷物の置き場を求めてその店に行くことにしました。

荷物を預ける

Uberを使いその店の前にたどり着いたのですが、その周辺はどうやら小さな日本街らしく、結構日本語が書かれていました。久々に見た気がする日本語。
ちょっとびくびくしながらも店のドアを開けると中の店主が日本語で話しかけれくれて少しうれしかったのと安心感があったのを覚えています。
というわけでその人に話をしながら荷物を預けることに成功しました。
今思い返すと、荷物を預けるだけでお金稼げるなんていい商売だなと思います。ありがたいですが。

荷物を預け終わったので、最後の目的地であるラヴァレヴィレッジへ行きました。

ラヴァレヴィレッジ

ラヴァレヴィレッジはフランスの郊外にある巨大なショッピングモールやアウトレット街が集まっているところで、村という名前がついている通り、結構な敷地があります。
フランス最後の場所ということで、ここでのんびりショッピングやお土産を買うことにしていました。
Uberに乗りながら外の風景を眺めていたのですが、パリ市内から出ると、突然近代化したかのようにビルやアパートなどが立ち並んでおり、なんというか不思議な風景だなぁと思っていました。

というわけで1時間ほどかけラヴァレヴィレッジへと到着しました。
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ここでは、特に大きな事件や困ったこともなく、みんなでぶらぶらとショッピングをしていました。
やはり特定の観光地に行くのも面白いですが、こういった現地ならではのものをのんびりショッピングするのもいいなと思います。
ここでは家族や友達へのお土産、自分の服や欲しかった時計など色々買いました。いやー散財した気がします。
個人的にはCelioというメーカーがおしゃれな服を置いており、しかも安かったのでお気に入りです。
あと人生で初めてたばこを買いました。まあ私は吸いませんが。

最後の晩餐(日本食)

そんな感じでみんなでショッピングを終え、荷物を預けた場所に戻ってきました。この時点で夜も更けてきて、近くでご飯を食べようということになっていましたが、
近くのフランス料理屋が見つからずそのあたりにあった日本料理店に入ることにしました。
前回に引き続き今回も外国で日本料理をたべるのかこいつら。まあこれも旅の醍醐味でしょうか。

フランス最後のご飯がこちら。味噌ラーメンです。日本の味ですね。少し薄かったようにも思えますが。
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今回訪れたお店はこちら。
goo.gl

さらばフランス

ご飯を食べ終わって、荷物を受け取るとすでに空港へと向かわなければいけない時間でした。
なのでUberを呼んで空港へ行くことにしました。Uberが来るまでの間、この光景も最後かぁと思いながらフランスの街並みに輝く光を見ながら、旅の思い出にふけっていました。
最後にお土産屋さんとかないかなーとかうろうろしていましたが無かったので諦めました。

そしてやってきたUberに乗り、パリの街を後にするのでした。

さて、シャルルドゴール空港に行く途中で飛行機の確認をしていたのですが、どうやらシャルルドゴール空港はめちゃくちゃ広いらしく、搭乗口を間違えるととんでもないことになるので落ち着いて探していました。皆さんも空港に行くときにはお気をつけてください。
空港に着いたらまずはいつものように荷物の整理をしたり、パンを食べたりして、荷物を預けに行きました。
ここで最後にやらかすのが私たち…というか私なのですが。

空港に荷物を預けていたのですが、どうやらそのうちの一つが軽すぎるらしく荷物でエラーが出ました。なので空港の職員さんになんかあっちの方へ持って行ってくれと言われました。多分…
なので全力で走っていったのですが全くどこに預ければいいのかわからず、持って行ってくれと言った職員さんに申し訳なさそうにわからないと言いました。すると、その軽い荷物を預ける場所に一緒に連れて行ってくれました。談笑していたのにもかかわらずわざわざ対応してくれてありがとうございます。イケメンのお兄さんでした。

遅れてみんなと合流して身体検査を行い、搭乗口の方に向かうことにしました。搭乗口に行く時に電車を使ったのですが、まず空港内に電車があるのに驚いたとともに、電車を使わないと違う搭乗口にすらいけないというのがここの広さを物語っているなぁと思います。本当に空港の場所を間違えると大変なことになるのでお気を付けください。
最後に売店で色々見つつ飛行機を待つことにしました。ここでまたいつものように悪乗りで意味不明な飲み物を買いましたが、なんというか微妙な味だったのを覚えています。
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そして皆で飛行機に乗り、そのまま眠りに落ちるのでした。さらばフランスまた来る日まで…
さて、最後にお楽しみの機内食がありますね。

まずは1食目。このような感じでした。パンもそれなりに美味しかったのですが、やはり現地で食べるものとはまた違った感じがしました。ただデザートはおいしい。
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そして2食目。朝ごはんにはぴったりのパンとフルーツのセットでした。あっさりしていてとても美味しかったです。
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日本到着

さて、機内食を食べて寝てを繰り返しているとあっという間に日本に到着していました。
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これは空路を示したモニターなのですがこんなに長い距離を旅していたのかと思うと感慨深いですね。

というわけで無事に降り立って、ロビーの方へ行くと一番最初に思うのはやはり「日本語が書いてある!」ですね。
前回のように長期間ではなかったので衝撃は少なかったのですが、それでも日本に帰ってきたんだなぁと実感できました。
それとともに色々なニュースも入ってきました。国内ではコロナがそれなりに流行してきてた時期だったので大変なことになっているとの感じでした。
それに周りの人もマスクをしていて、フランスより深刻な状況なのではと思っていました。


さて、無事に荷物も受け取りみんなで旅の終わりを少し悲しみながら一部は解散しました。
残ったメンバーでご飯を食べに行ったのですが、やはり日本に戻ってきたら日本っぽいものが食べたい!ということで和食屋さんに入り、和食セットを注文しました。
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そばやネギトロ丼を食べると、フランス料理もそれはおいしかったが、やっぱり日本料理が口に合うなぁと思いました。
そしてそのまま解散し、次の日の仕事に備え、家に帰宅しベッドに入るのでした。

次回

さて無事に日本へとたどり着いた6人。
この旅行の感想やら何やら、後日談やらを振り返りたいとおもいます。
次回「ビール片手に思い出語り」お楽しみに